【個別指導】1:2型、1:3型の塾とメリット・デメリット

みなさん、こんにちは。

今回は「個別指導塾の講師:生徒数」についての記事です。

講師一人に対して生徒が二人の「1:2型」が一般的、というイメージがありますが実際どのようになっているのかを調べてみました。

この記事で分かること
  • 1:1型、1:2型、1:3型の塾は?
  • 各指導形態のメリットとデメリット
  • 個別指導塾を選ぶ際の注意点

対象とした塾は、

“東京にある個別指導を専門としたソコソコ校舎数の多い塾”

としました。

 

「塾を探している」

とか

「あの塾の指導スタイルが知りたい」

という方の参考になれば幸いです。

 

なお、以下の点をご理解いただいた上で読まれるようお願い致します。

  • 「講師:生徒数」はライター調べ(2021年4月現在)
  • 直営店とフランチャイズ店とでは運用が異なる場合がある
  • 記事内容は中学生を想定して書いています

 

 

1:1型の塾

本当の意味での”個別指導””個人指導”と言える1:1型。

お子さんの学習状況や要望に合った指導が受けられるのが最大のメリットです。

とはいえ、先生のお給料を生徒一人でまかなう必要があるため授業料は高くなります。

「1:1型」の塾は以下です。

【1:1型の主な塾】

  • TOMAS

一般的に
「個別指導塾=補習塾」

という場合が多いのですが、ここで挙げたTOMASは他の個別指導塾とはターゲットにしている層がちょっと違う印象です。

“進学”や”受験”を意識している学力上位層の子が多いイメージです。

そういう点で補習塾というよりは「進学塾」と言ったほうがいいかも知れません。

 

 

1:2型の塾

授業料と指導を受けられる時間、講師の立場で教えやすい人数等を考慮すると、一番バランスがいいのが「1:2」かも知れません。

「1:2型」は以下の塾になります。

【1:2型の主な塾】

  • 東京個別指導学院
  • スクールIE
  • 森塾
  • 英才個別学院
  • トライプラス
  • ATOM

「いわゆる補習塾」というイメージで、進学塾という感じではないです。

学力上位層の子や受験に向けた勉強(過去問演習等)を意識しているご家庭には合わないケースもあると思われます。
(このあたりのことは個別指導塾のメリットとデメリットに書いてあります)

 

反面、

・定期試験で60点以下

・偏差値50以下

といった「勉強が得意でない子」に合った教材(フォレスタ等)を使っている塾もあり、学校の勉強を何とかしたい、定期試験の点を上げたいという場合は検討されてもいいかも知れません。

 

 

1:3型の塾

次は「1:3型」の塾です。

当然ですが「1:2」と比べると指導してもらえる時間が少なくなります。

「基本的なことを理解したら、ある程度は自分で進められる子」には合っていると思います。

「1:3型」の塾は以下になります。

【1:3型の主な塾】

  • 明光義塾
  • ITTO【1:3】

「指導の時間が短い=自分で問題を解く時間が多い」

ということなので、常に先生のサポートがないと手が止まってしまう子や極端に苦手な科目がある子は1:2型にしたほうがよいでしょう。

反面、「1:2型」と比べると授業料が安いというメリットがあるので、お子さんの状況やご予算次第では検討されてもいいでしょう。

 

1:4以上の塾

1:4以上の塾も最近は増えてきました。

いわゆる「自立学習型」の塾です。

多いところだと1:10でやっているところもあり、生徒の数を考えると”新しい単元を塾で教わる”というのは難しいでしょう。

 

「学校で習った内容を塾で演習して定着させる」

とか

「学習時間の確保」

などが主な目的となります。

塾側も「生徒に教えるというよりは勉強の管理」という意識が強くなってきます。

 

したがって、

「家にいると勉強できない」「学校の勉強で分からないことを質問できる場がほしい」というお子さんにはマッチします。

 

 

注意点①-体験授業は”エース講師”だが・・・

入塾を検討される際は体験授業は必須ですが中には、

「体験のときはエース講師をあてる」

という方針の塾もあります。

 

ちょっと込み入った話になります。

実力のある講師は生徒や保護者からの指名も多く、基本的には新規の生徒を担当できる空きがありません。

とはいえ、塾としては体験生は獲得したいわけです。

 

そこで以下のようなことをする場合があります。

  1. 体験申し込みが入る
  2. その日だけはエース講師が担当している既存生は別の講師に任せ、体験生をエース講師が担当
  3. 体験生の入塾が決まった場合は別の講師に担当させ、エース講師は従来の生徒を継続して担当

 

何が言いたいのかというと、

「体験時と入塾後とで実際に担当する講師は違う場合がある」

ということです。

 

体験の時の担当がそのまま入塾後も担当するかどうかが気になる場合は必ず説明面談の際に確認するようにしましょう。

体験授業と入会後の授業とで担当が異なる場合があります!

注意点②-日によって担当が変わる場合がある・・・

「基本的には担当講師は固定」という塾が多いのですが、それでもに日によっては担当がけっこう変わります。

 

個別指導の講師の多くは学生です。

授業だったりゼミだったり研究だったり試験だったりで「その日は勤務できない」というケースがけっこうあります。

なのでそういう場合は担当が急遽変更になる日が出てきます。

 

また、塾側としては人件費には相当気を遣います。

仮に1:2で通うお子さんと同じ時間・同じ先生に教わっている別の生徒が欠席して1:1になった場合、同じように欠席者がいて1:1となった他の講師に担当させる(抱き合わせ)ケースはかなりあると思われます。

(この場合、お子さんの担当講師はその時間はお休みとなるので人件費が浮きます)

なぜなら、本来は1:2の契約の生徒を1:1でやりすぎると赤字になることもあるからです。
(授業料には講師の時給と交通費、教室長の給料、家賃、広告費なんかも含まれます。詳しくは別記事で)

実際、個別指導の塾に通っていたウチの子も、大学生の試験や卒業などの時期になる2~3月の計8回の授業で5回担当が変わったことがありました。

 

「担当が変わることがある」というのはデメリットのように感じるかも知れません。

でも、です。

多くの個別指導塾では欠席時の振り替え授業に対応してくれると思います。

これは「ご家庭がある程度担当の変更に理解がある」というのが前提になっています。

「欠席分の振り替えも必ずいつもの講師にお願いしたい」となると振り替え授業を組めなくなります。
(もちろん可能であればいつもの担当で振り替え授業を設定しますが)

なので、多少の担当変更は「そういう日もあるよねえ」と思い、許容されたほうがご家庭・塾の双方にいいかと思われます。

日によっては担当が変わることがありますが、ある程度は許容することも必要です。

最後に

これは個別指導塾と集団塾の両方で話を聞けば分かると思いますが、やっぱり、

・個別指導塾は補習塾→学校の成績重視→定期試験に強い

・集団塾は進学塾→受験(入試の)勉強重視→受験に強い

という面はあります。

 

公立高校を志望する場合は、5科のバランスがとっても大事で理科や社会も軽視できなくなってきます。

そう考えると中3になったら集団塾へ、という考えもあるかと思います。

反面、入試は内申も大事なので苦手教科の評定を何としても上げたい!ということであれば個別指導塾も選択肢の一つとなります。

 

塾選びの際は何を目的・目標にするか、その優先順位をはっきりとつけた上で検討されたほうがブレのない塾選びができると思います。

なお、冒頭で申し上げたように個別指導塾の場合は直営店かフライチャイズ店かでけっこう違いがありますし、教室長によっても校舎のカラーは変わってきます。

やっぱり体験授業への参加や直接話を聞くことは必須です。

最後までお読みいただき有難うございました。

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