みなさん、こんにちは。
タイトルどおりなのですが、今日は「個別指導塾は教室によって講師の学歴が全然違うよね」というお話しをしたいと思います。
講師の在籍校が難関国立大ばかりの教室
もう結論は言っちゃっていますが、個別指導塾は教室によって先生の学歴が全然違います。
厳密に言えば”教室によって”ではなく、”地域によって”と言ったほうが正確かも知れません。
私は個別指導塾で働いています。
現在は研修中で数十の教室を廻っています。
メインでお世話になっている教室は非常勤講師のレベル(学歴)は非常に高いです。
30名以上の講師が所属していますが、一番(偏差値的には)低くてMARCHで5名ほど。
あとの25名以上は難関国立大、早慶の先生たちです。
もちろん?東大生もいます。
こういうことを書くと「ウソだ!」とか言われますが、ホントです。
何でそういう先生たちばかりなのか。
理由はシンプルで、教室の近くに難関国立大がいくつかあるからです。
コロナ禍で飲食のバイトなんかが少ないようで、塾バイトを希望する学生が多いです。
で、教室周辺にある難関国立大の学生たちが集まってきているというわけです。
日東駒専や大東亜帝国くらいの学生さんからも求人への御応募をいただきますが、そういう状況なので、特段採用する理由がなくなります。
そんな感じで、その教室はハイレベル講師陣たちばかりになっています。
大東亜帝国や専門学校に通う講師もいる教室
一方で、偏差値的上位の学生講師がなかなか集まらない教室もあります。
前述のとおり、これは立地が大きく関係していて周辺に難関大が少なければ、どうしても大東亜帝国レベルの学生さんや専門学校生の力も借りなきゃ回らない教室もあります。
(講師が足りない!という教室はかなりある)
くれぐれも誤解がないようにしたいのですが、「大東帝国や専門学校に通う学生講師がダメという話でない」ということは強調しておきます。
(詳細は講述)
ですが、授業を後ろで見ていると「ちょっと危ないな」と感じる場面があります。
特に、
「先生が分かっていない」
「生徒の質問に答えられない」
という場合は信用を失うので、やはり雇う側からすると学力的上位の先生のほうが安心感があるのは確かかも知れません。
学力は重要な要素だがそれだけではない
とはいえ、
「いい大学に通っている=いい先生」
とか
「普通の大学=よくない先生」というわけではありません。
自分が廻っている各教室でも人気の先生、指名の多い先生が一番偏差値の高い大学かというとそうでもありません。
担当教科を教えられる学力は最低限必要なのは大前提として、個別指導の場合は「相性」が大事です。
特に教え方がその子に合っているかだったり、コミュニケーションだったりです。
いい大学に通う先生であっても「担当を変えて欲しい」という要望は一定数あるものです。
地域によっては個別指導塾もあり?
最終的には各先生の特徴や気質によるのですが、それでも「よい先生=偏差値の高い大学」という傾向はあります。
特に難関国立大の先生は共通テストを経験しているので、英数だけでなく国社理も教えられるケースが多いです。
なので「本当は英語の授業だけど、明日の期末試験は理科。だから理科を教えて欲しい」という生徒の要望にも比較的応えることができます。
また、私立中受験経験があったりやトップ高を卒業していたりするので、受験指導も可能です。
一方、集団塾の正社員講師であっても
「学力的にアヤシイ先生」
「生徒とよい関係を築けない先生」
「無気力な先生」
「仕事のできない先生」
といったダメな先生はいます。
そう考えると、「指導経験は乏しいが、学力があって一生懸命教えてくれる個別指導の学生講師」のほうがいいという場合もあります。
もしもお住まいの地域に難関大が複数ある場合、その地域の個別指導塾の講師はレベルが高い可能性があります。
塾探しの検討材料の一つとして覚えておいてもいいんじゃないでしょうか。
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