高校2年生を想定して書いていますが、1年生にも参考になると思うよ!
高校2年生になり、大学受験を意識し始める人も周りに出てくる時期ではないでしょうか。
そんな中、自分も勉強しようとやる気を出したのはいいものの、どのように塾を選べば良いのか、またどのように塾を活用すれば良いのかよくわからない、なんてことはありませんか?
そこで今回は、理系の私立大学への受験合格を目指す高校2年生を例に、個別指導塾を上手に探すためのポインや、個別指導塾の上手な活用法をまとめました。
参考記事:進研模試の偏差値50で中堅大学(文系)を目指す高校2年生へのアドバイス
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受講する科目は「時間がかかる科目」から
私立理系での大学受験を考えた時、高校2年生のあなたはどの教科から勉強しますか?
もちろん3教科一気に勉強し始めることができれば良いのですよね。
でも、部活やその他の活動の兼ね合いで、高校2年生の間は2教科しか勉強時間が取れないことも多いかと思います。
もし英語・数学・理科のどの科目も同じくらいの成績で、2科目から勉強を始める場合、受講するのにオススメなのは「英語」と「数学」の勉強から始めることです。
理由は簡単です。
それは「時間がかかるから」です。
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英語に関しては、これまでたくさん勉強してきた人や帰国子女の人ではない限り、急にできるようにはなりません。
英単語を覚え、英文法を覚え、構文解釈ができるようになり、長文が読めるようになってはじめて英語の点数が上がります。
そのため、英語の成績を上げるには、結構時間がかかります。
高3になってから英語の勉強に本腰を入れると、間に合わなくなる可能性が出てきますので、少しでも早く英語の勉強始めるのは、大学受験で合格するための鉄則のひとつです。
また数学に関しても、理系での受験を考えている人は時間がかかります。
それは「数Ⅲ」が受験科目に入ってくるからです。
数Ⅲでしっかりと得点するためには、数ⅠA・ⅡBの内容を押さえておく必要がありますので、他科目と比べても勉強時間が増えてしまいます。
そのため理系であれば数学の勉強も早くから取り組みたいところです。
ちなみに理科に関しても始めるのが早いに越したことはありませんが、英語と数学と比べると比較的早く終わるため、優先度は低くなります。
勉強する教科の優先度を明確にして大学受験の準備のための勉強をすることは、個別指導塾をしっかり活用するための基本となります。
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質問対応をすぐにできる塾
理系の受験生が個別指導塾を上手に活用するポイントとして、「質問対応」が挙げられます。
特に数学や物理は、習いたての時期と演習量が増えてくる時期には質問が増えてくる教科です。
そのため質問ができたときに、すぐに解消できるか否かは意外と重要なポイントです。
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なぜなら、わからないところができたときにすぐに解消できずにいると「まあいいか」と、わからない分野をそのままにしてほったらかしになってしまうからです。
曖昧なところを残したまま次の範囲に進んでしまうと、次の範囲での理解度も低くなってしまいます。
ひとつでも曖昧なところがあるということが、最終的には大きな穴となり、受験本番での大きな失点の要因となってしまいます。
そのため、わからないところがあった場合に、すぐに質問して解消できる環境があるかないかは、先々の成績を上げるためにはとても重要なことなのです。
個別指導の時間に質問しても良いですが、個別指導の時間以外にもすぐに質問ができることは、上手に塾を利用できるかどうかのポイントとなります。
自習室を利用できる塾
塾を探すときの意外な盲点として、「自習室の席数」が挙げられます。
「自習室があるかないか」をチェックする人は多いかと思いますが、「自習室の席の数」のことを気に留めない人が意外と多いのです。
なぜ自習室の席の数を気にする必要があるかと言うと、定期テスト前や受験直前期に「席の取り合い」が生まれてしまうからです。
席の取り合いが生まれてしまうと、結果的に塾の自習室に行く頻度が下がります。
もし自習室に行く頻度が下がると、きっと自宅で勉強する機会が増えてしまうことでしょう。
自宅には誘惑がたくさんありますよね。テレビ・ラジオ・漫画・雑誌・ベッド…など、挙げればキリがありません。
そういう環境下でも自宅で集中して勉強ができればいいですが、自宅で集中できるのであれば自習室の方がより集中して勉強できるはずです。
そのため、塾の自習室に行く頻度が下がる要因は、ひとつでも減らすのがいいでしょう。
もし、いま候補に上がっている塾の自習室の席数が少ないなと感じたら、もしかしたら他の塾を探したほうが後々良かった、なんてことになりかねません。
塾選びの際には、自習室の「席の数」をしっかりと確認してみてはいかがでしょうか。
まとめ
やる気が湧いて勉強を始めようと思っても、どのような塾に通えばいいのか、どのように塾を選べばいいのか、ということは情報が多すぎてわかりづらいですよね。
そこで今回は、個別指導塾を選ぶ際のポイントや、個別指導塾を上手に活用するポイントを紹介してきました。
受講する科目の優先度は、「時間のかかる教科から」です。
私立理系の志望者で、どの教科も同じくらいの成績であれば、英語と数学から始めるようにしましょう。
どの教科から勉強し始めるかを見誤ってしまうことは、受験戦略の失敗を意味しますので注意してくださいね。
また、どのような個別指導塾に通うかを考える上で考慮したいポイントとして、
「すぐに質問対応してくれる環境があるか」
「自習室の席の数」
を挙げました。
これらは、個別指導以外の時間に成績を上げるための意外なポイントですので、いくつか個別指導塾の候補が挙がり、決め手に欠ける際にはこれらのポイントをそれぞれの塾に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
大学受験を始めるのに、早すぎるということは決してありません。
少しでも早く勉強をし始めれば、その分受験できる大学の選択肢も広がります。
あなたの受験勉強が上手くいくことを祈っています。
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最後までお読みいただき有難うございました!
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