進研模試の偏差値50で中堅大学を目指す高校2年生へのアドバイス

大学受験は、勉強をスタートする時期が早ければ早いほど有利です。多くの受験生が、高3の夏頃から受験勉強をスタートします。

そして受験直前に「もっと早く勉強を始めておけば・・」と後悔するようです。あなたが高校1、2年生であれば、本格的に受験勉強をスタートする必要はありません。

ですが少しだけでも受験に向けた勉強を始めておくことで、本格的に受験勉強を始める高3時に圧倒的有利な立場にいるはずです。

 

この記事は次のような人にぴったりの内容になっています。

  • 日東駒専レベルの大学を受験する予定
  • 進研模試の偏差値は50くらい
  • 塾に通うことを検討しているが、塾選びで悩んでいる
  • 受験勉強を少しだけスタートしてみたい

ひとつでも当てはまる人は、ぜひ最後まで読んで「受験勉強スタート」の参考にしてください。

一応この記事では文系であることを想定して書いていきますが、理系の人にも参考になる部分はあると思います。

いきなりですが

いきなりですが、最初に塾へ通うことをオススメします

それはなぜかをちょっと詳しく説明します。

あなたの偏差値が進研模試(学校で受けた模試)で50だとします。

進研模試の偏差値50は日東駒専レベルの中堅大学を狙うには厳しいということは自覚しておきましょう。

フツーに勉強していたら大東亜帝国くらいになります。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

【大学受験】GMARCH、日東駒専、大東亜帝国の偏差値(進研模試)

 

ざっくり言うと進研模試の偏差値50=中堅大学に挑戦するベースが足りていないということです。

ここでのベースとは・・・

  • 学力
  • 高校生としての勉強法や大学受験での勉強法を知っている
  • モチベーションを保って努力できる

といった受験勉強に関するあらゆることを指します。

「基礎学力があり勉強法も知っていて努力もしている」のであれば偏差値50ということはありません。もっとハネているはずです。

 

だから、塾をオススメします。

自走(ひとりで勉強)するよりも誰か他の協力者、適切なアドバイスをくれる人が隣にいたほうが学習効果や時間効率のコスパがいいです。

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勉強法を学ぶなら「個別指導」か「管理型」

塾は大きく3つの授業形態に分類できます。

・集団授業
・個別指導
・管理型

それぞれの塾形態にメリット・デメリットはありますが、結論を先に言っておくと「個別指導塾」か「管理型」の塾を選ぶことをオススメします。

なぜかというと、大学受験では「自分で勉強する力」が大切だからです。

独学力(自分で勉強する力)を身につけるために、「勉強法」を教えてくれる塾を選びましょう。

個別指導のメリット・デメリット

聞きたいことをすぐに聞けるという点が、個別指導の最大のメリットです。

独学をしていると、参考書を読んでいても分からないことが必ず出てきます。

集団授業では個別の質問は受けてもらえない場合が多いですが、個別指導ならすぐに質問することができます。

また「勉強法」を教えてくれる塾も多いです。

 

デメリットとしては、アルバイトの学生が多いことです。

学生でも指導力のある人はいますが、バイトとして気楽に働いている人が多いのも事実です。

先生の当たりハズレが大きいので、体験入塾をする際は、いくつかの塾に行って比較検討をすることをオススメします。

 

私は塾の現場で働いていますが、「優秀な学生講師」に巡り会えると生徒は大きく伸びます。

高校生目線でものを考えてくれるし、自身の経験を交えた具体的なアドバイスもしてくれます。

普段は”先生”であっても、困ったときには”支えてくれる友だち”のような存在にもなってくれます。

 

やっぱり当たりハズレはあるので体験は必須ですね。

 

管理型のメリット・デメリット

「管理型」という塾の形態を聞き慣れない人が多いと思います。

最近になって増えている塾形態で、学習スケジュールを管理してくれる学習塾です。

「勉強法」を教えてくれると言う点では、間違いなく管理型が1番いいです。

 

デメリットとしては、塾によっては質問ができないところです。

教科ごとの専門の講師がいない場合があり、早慶・難関国立大学レベルの問題になると教えられない塾が多いかもしれません。

 

「教科の質問は学校の先生に、勉強法は塾で」という使い方をするなら最適の塾形態だといえます。

塾によって指導内容にかなり違いがあるので、複数の塾の体験授業に行ってから決めるといいでしょう。

集団授業のメリット・デメリット

ほとんどの人にオススメできない集団授業型の塾(いわゆる予備校)ですが、メリットはあります。

授業の質が圧倒的にいいことです。

映像授業なら、超一流と呼ばれる先生たちの授業を手軽に受けることができます。

生授業の質は先生によってピンキリですが、個別指導塾の講師より授業が上手い先生がほとんどです。

授業を受けた後に自分で復習ができる人や自分で学習計画を立てることができる人には、集団授業型の塾が一番いいかもしれません。

 

デメリットは「講義を受けただけで勉強した気になる」ことです。

予備校に行っているのに成績が上がらないという人は、間違いなくこのパターンです。

どんなにいい授業であっても、講義を受けているだけでは成績は上がりません。

「自分で復習する時間」に成績は上がります。

 

集団授業型の塾であっても、個別にスケジュール管理をしてくれるメンターがつく塾もあります。

このメンターにも気をつけてください。

メンターは、生徒にたくさん授業をとらせた分の給料がもらえます。

成績が上がることとは無関係に、講座だけたくさん取らされてしまうという悲しい結果に終わるパターンもあります。

「基本は自学、必要な講座だけ塾でとる」と、自分でメリハリをしっかりつけられる人以外は、集団授業型の塾を選ぶべきではないでしょう。

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高校2年生なら「英語」だけやっておけばOK

通う塾が決まったら、さっそく勉強をスタートさせましょう。

英語・数学・国語・社会・・何から始めていいか迷う人もいるでしょう。

文系か理系か、進路を決められていない人もいるかもしれません。

結論から言うと、高1、2であれば、とりあえず英語だけ始めておけば大丈夫です。

なぜ「英語」なのか

英語は、文系・理系どの学部を受験するにしても、必ず使う科目だからです。

英語を使わないで受験する方法もなくはないですが、それは例外中の例外。

とりあえず英語から始めればOKです。

 

また英語は、学習の成果が出るまでに時間がかかる教科です。

社会科目のように丸暗記するだけでは、得点に直結しにくい教科でもあります。

コツコツと積み上げていくことが大切な教科なので、そういう面でも英語を早く始めるメリットは大きいです。

 

英語で最初にやるべき参考書

最初にやるべきは、間違いなく「英単語帳」です。

分厚いものは要注意。

「1冊を完璧に仕上げる」ことを目標して、薄めのものに取り組むことをオススメします。

学校で配られる英単語帳は、難易度が高いものも多いので気をつけてください。

 

高校基礎レベルを目指すなら

■システム英単語ベーシック(駿台文庫、2019)
■ターゲット1400(旺文社、2020)

あたりをオススメします。

この2冊は中学単語も少しカバーしているので「中学英語を復習しながら高校レベルまで身につけたい」という人にぴったりです。

 

単語帳は使い方が命です。

使い方を間違えると、いくら勉強しても成果が出ません。

「英単語・勉強法」等で検索すれば、効率の良い勉強法が検索できます。

そういったものを参考にするといいでしょう。

単語帳が9割程度仕上がったら、「英文法」→「英文解釈」→「英熟語」→「英語長文」という順番で学習を進めていきましょう。

 

社会と国語は触れるだけで十分

日東駒専レベルの大学を受験するなら、受験学年になるまでは英語だけ勉強しておけば十分です。

英語1点に集中して勉強することで、1番大切な「勉強のやり方」が身に付きます。

また1つの教科に集中することで、成績が上がる体験ができます。

どうやって学習をしたら成績が上がるのか実感できれば、社会や国語を勉強する上でも大きなプラスになります。

とはいえ、英語だけでは心配だという人もいるでしょう。

そういった人たちのために、軽い隙間時間でできる参考書や勉強法を紹介しておきます。

社会オススメ参考書

選択する教科によって違いますが、1番多くの人が受験で使うであろう「日本史」と「世界史」の勉強法を紹介します。

1冊目は『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書(SBクリエイティブ、2018)』『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書(SBクリエイティブ、2019)』です。

細かい年号などが出てこなくて、非常に読みやすい本です。

「全体像だけでも把握しておきたい」という人にはぴったりです。

 

世界史でもう1つオススメするなら『青木裕司のトークで攻略 世界史B(語学春秋社、2010)』です。聞くだけで学習できるので、通学時間などで勉強できるのもいいです。

そしてなんといっても青木先生の語り方。世界史の魅力を、たっぷりの熱量で語ってくれます。

私は青木先生の講義を聞いて、世界史が好きになりました。

 

日本史でも、もう1つ。『CD2枚で古代から現代まで 聞くだけで一気にわかる日本史(アスコム、2017)』。

これは中学受験用の本ですが、大学受験の基礎のキソとして十分。

これも音声学習です。

2時間で一通り聞けるので、コスパ最強。全体をざっくり理解できるだけでも、今後の学習は段違いです。

 

国語オススメ参考書

古文なら『あさきゆめみし(講談社、2008)』という漫画。

講談社
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これだけでOK。

現代の社会と古文に出てくる時代とでは、一般常識や言葉の使い方が違うものがたくさんあります。

そういった背景知識、世界観をなんとなく理解するだけで、本格的に学習を始める時のアドバンテージになります。

 

現代文なら『ことばはちからダ!現代文キーワード-入試現代文最重要キーワード20(河合出版、2001)』『現代文キーワード読解(Z会、2015)』どちらかでOKです。

現代文に出てくる難しい言葉に触れておくことで、説明文などへのアレルギーもなくなります。例文もたくさん載っているので、かための文章を読む訓練にもなります。

 

2年生時点でやる気満々な人へ

ここで紹介した内容や学習量では足りないという人がいるかもしれません。

その人は、志望校を変えましょう。

今回の記事は「日東駒専レベル」の大学を受験する人に向けたものです。

高校1、2年生の段階でこれよりレベルの高い参考書に入っていけるのであれば、もっと偏差値が高い大学に挑戦できるはずです。

「GMARCH」といわれるレベルの大学に向けた学習法も探してみてください。

 

まとめ

まず、学習塾を選ぶときには「個別指導型」か「管理型」を選びましょう。

よほど学習に自信がある人以外には「集団授業型」の塾はオススメできません。

 

「教科」ではなく「勉強法」を教えてもらうことが大切です。

塾を選ぶ際には、複数の塾の体験授業に行って比較して選びましょう。

 

高校1、2年生なら「英語」1教科を始めます。

「英単語帳」からスタートです。他の教科もやりたいという人は、社会や国語は、サラッと読める参考書か音声学習オススメです。

「もっともっと勉強したんだ」という人は、志望校のレベルを上げることを検討しましょう。

受験勉強は、いかに早く始めるかで勝負が決まります。この記事を読んだ方は、塾選び・参考書選びにすぐにとりかかり、受験勉強をスタートしましょう。

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