電磁気分野の勉強で困っていることはありませんか?
力学分野などとは異なり、電磁気分野では目に見えない現象なども扱うため、苦手としている方も多いと思います。
そこでこの記事では、電磁気分野の勉強のやり方について解説していきます。
電磁気分野を苦手に感じてしまう理由
力学分野は得意なのに電磁気分野は苦手という方も多いと思います。
その理由は以下の通りです。
【電磁分野が苦手になる理由】
- 電磁気分野は日頃の生活で電気回路に接することがないから。
- 電流や磁場など目に見えない力も扱わないといけないから。
- コンデンサーやコイルなど何に使われているのかよくわからないから。
こういった理由で、電磁気分野のことを苦手に感じている方が多いようです。
現象が理解しにくい分、始めのうちは誰でも苦労するかもしれません。
しかし、正しい順序で勉強していけば必ず電磁気分野も得意にできることでしょう。
次の見出しから、電磁気分野の勉強順序について解説していきます。
電磁気分野の正しい勉強の順序について
【正しい勉強の順序】
- 最低限の公式を覚える。
- 公式の使い方をマスターする。
- 問題設定の状況を分析する能力を強化する。
- たくさん問題を解いて、解法のコツを抑える
以上の4ステップが電磁気を抑えるための勉強法です。
電磁気は普段の生活であまり接していないため、始めのうちは誰でも難しく感じますが、演習を繰り返すうちに必ずコツをつかむことができるでしょう。
それでは、それぞれのステップについて次の見出しで解説していきます。
最低限の公式を覚える
まずは最低限の公式を覚えることが大切です。
公式を覚えてなければ応用問題はもちろん、基本問題でさえ解くことができません。
「物理のエッセンス」では、どの公式を覚えるべきか・どのように公式を使うのかが分かりやすく解説されているためおすすめです。
公式の使い方をマスターする
ある程度公式を覚えれば、次に公式の使い方をマスターしなければいけません。
始めのうちは教科書に掲載されている問題や、物理のエッセンスに掲載されている問題を解くことによって公式の使い方を覚えていきましょう。
分からない箇所はしっかり解答・解説を読み込んで、自分のものにしていくことが大切です。
問題設定の状況を分析する能力を強化する
公式の使い方をマスターすれば、問題演習をして標準問題を解けるようにすることです。
電磁気分野の勉強では、問題設定の状況がイメージしにくく目に見えない現象なども扱わないといけないため、しっかりと分析して解かなければいけません。
たくさん問題を解いて、問題設定がどのような状況を扱っているのか理解できるようにしましょう。
この時に使用する問題集は学校配布の問題集で大丈夫です。
たくさん標準問題を解けば、その問題でどのような現象が扱われているのかすぐにわかるようになるでしょう。
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たくさん問題を解いて、解法のコツを抑える
問題設定を理解できるようになれば、応用問題も解けることでしょう。
さらにワンランク上の問題集を使用して難しい問題にも対応できるようにしましょう。
「名問の森」ではたくさんの応用問題が扱われており、応用問題を網羅することができるうえに、解答・解説が分かりやすいため効率よく勉強できます。
回路にコンデンサーを入れたり、コイルを入れたり、ダイオードを入れたり、慣れるまでは頭が混乱しがちですが、たくさん問題を解けばコツをつかめて冷静に対処できるようになるでしょう。
電磁気の勉強の注意点
電磁気では接触していなくても、静電気による引力・斥力や磁力を受けるため、どこから力が加えられているのか見落としがちです。
そのため問題を解く時には、加わる力やエネルギーをうっかり見落としてしまわないように注意が必要です。
電磁気分野の勉強法のまとめ
以上、電磁気分野の勉強方法について解説してきましたがいかがでしたか?
普段の生活で電気回路などを扱うことは無いのでイメージするのが難しいですが、演習を繰り返せば必ず、苦手を克服して得意分野にできるでしょう。
しっかり勉強して、電磁気も得点源にしていきましょう!
- 最低限の公式を覚える。
- 公式の使い方をマスターする。
- 問題設定の状況を分析する能力を強化する。
- たくさん問題を解いて、解法のコツを抑える
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