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【中学生】よい塾探し、失敗しない塾選び

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みなさん、こんにちは。

今回は「中学生のための塾選び」についての記事です。

今から塾を探そう、と考えているご家庭の参考になれば幸いです。

目次

目的・目標の明確化、何を塾に求めるか

まず大事なことは「塾に何を求めるか」ということをご家庭ではっきりさせることです。

塾に求めること
  • 定期試験の点数を上げたい
  • 高校受験に向けての勉強がしたい
  • 基礎を徹底してほしい
  • ハイレベルな内容を学習したい
  • 部活やクラブチームが優先で、空いた時間で勉強したい
  • 苦手教科のみ勉強したい
  • 5科バランス良く勉強したい
  • 子どもの自主性を重んじる塾がいい
  • きちんと子どもを管理してくれる塾がいい

よい塾というのはお子さんやご家庭によって様々です。

また、塾にも得意不得意があります。

したがって、塾に求めることとその塾が出来ることがマッチしている状態が理想となります。

よい先生・合う先生がいる塾を探す

個人的な意見として「よい塾」というものはないと考えます。

たとえば、「大手塾だからいい」ということはないです。

その校舎によい先生がいればよい塾になるし、そうでなければ悪い塾になります。

「無名だが実力のある塾」もけっこうあります。

その塾には力のある先生が必ずいます。

「よい先生がいるかどうか」「子どもに合う先生がいるか」がポイントです。

大手・個人問わず広く選択肢を持って探されることをオススメします。

くどいですが、「どういう先生がよい先生か」もお子さんやご家庭によって異なります。

なので前述の何を塾に求めるかははっきりとさせておきましょう。

よい先生や合う先生がいる塾を探しましょう

塾選びの見るべきポイント

前項で示した「よい先生がいる」「子どもに合う先生がいる」というのを前提にして、少し具体的に塾選びのポイントを考えてみます。

  • 集団・個別・自立型
  • 偏差値と内申
  • 授業料
  • 自立型と管理型
  • 講師の質
  • 宿題の量
  • 通塾日と自宅からの距離

以下で詳しく解説します。

集団・個別・自立型

塾は指導形態により大きく3つに分かれます。

集団塾

  • 1クラス10~20名の集団授業を行う。
  • 授業単価は標準。
  • 一緒に頑張れる仲間がいる点はプラス。
  • 内向的性格の子だと質問できなかったりもする。
  • テスト対策も込みの料金が普通。

総合的なバランスは一番いいかも知れません。

授業料は標準なので3科や5科を受講してもそこまで高額にはなりません。

個別

  • 講師一人に対し、生徒は2~3名。
  • 授業単価は高め。
  • ムダのない学習が可能。
  • 演習量や勉強時間は短め。
  • 大人しい子でも質問しやすい。

授業単価が高くなるので、コマ数を増やすと授業料は高額になります。3科・5科勉強したい場合にその授業が出せるのか心配です。

また、試験前にもっと勉強したいとなると追加料金が必要でし、夏期講習などは相当な額の授業料を提示されることもあります。

基本的には生徒の希望する曜日に授業が設定できます。

部活や他の習い事などで忙しい子には融通がきくのでいいかも知れません。

勉強内容はオーダーメード。子どものレベルや希望に合わせられるのでムダのない学習が可能です。

自立型

  • 先生1人に生徒が4名以上
  • 授業料は集団塾と同程度
  • 通塾日は自由がきく
  • 学校で習った内容を塾で演習し、分からないところを先生に聞くスタイル
  • 自分で取り組める子に向いている

自立型は学校の先取りはやりません。

先生1人に対し、生徒が10名になることもあるので、新単元の説明をする時間が取れないからです。

なので、学校で習った内容を塾で復習する感じになります。

「質問できる自習室」として利用するのならアリかと思います。

「無料の自習室と何が違うか?」ですが、通塾日時が決まっていることと、理解度をチェックする小テストがある点です。

ふつうの塾であれば自習室の利用は自由です。利用してもいいし、利用しなくてもよい。

ですが、授業として日時が決められている以上子どもはその時間に塾へ行かなければならず勉強時間が確保できます。

また、小テスト系もやっているので、分からないままになるということは少ないと思います。

  • 集団塾→バランスよく学習したい方
  • 個別塾→苦手教科に絞って勉強したい方
  • 自立型→受講費を安く押さえたい方

偏差値と内申

次に偏差値と内申についてです。

  • 偏差値→入試で必要な実力
  • 内申→定期試験の点数

最終目標が高校受験だとしても、結局は当日の入試得点もなければダメだし、内申もなきゃダメです。

どちらも大事なのであとはバランスの問題です。

オススメは塾に説明を聞きに行った際に質問してみることです。

進学塾であれば「学校の試験対策はどのようになっていますか?」

個別塾・自立型塾であれば「入試に向けての対策はどうなりますか?」

偏差値アップが得意な進学塾は逆に学校の試験対策は穴になりやすく、内申アップが得意な個別塾と自立型塾は入試対策が苦手です。

なので、上記の質問をしてみて納得いく答えが出るかどうかをぜひ聞いてみましょう。

各塾で入試対策と定期試験対策がどうなっているかを聞きましょう。

授業料

授業単価で言えば個別が高くなりますが、特別講座や合宿をやっている集団塾も高くなるかと思います。

ここで一般的な集団塾の年間授業料の相場を上げておきます。

授業料・講習費・テキスト代全て込みの相場です。

集団塾の年間受講料

中1→年間40万円

中2→年間50万円

中3→年間70万円

以上が相場です。

合宿や正月特訓をやっている塾はもっとかかります。

この集団塾の相場を念頭に、

「年間で総額いくらくらいになりますか?」

と質問してみましょう。

個別指導も普段はそこまで授業は高くありませんが、講習になると突然「夏期講習費は25万円です」と提示されることはよくあります。

受講科目を決めた上で「年間いくらくらいになるか」をしっかりと面談の場で確認されてみてください。

年間授業料の総額を確認しましょう

自立型と管理型

これは主に集団塾の方針のことです。

  • 自主自立を重んじる塾→宿題は少なめ、やるやらないは生徒の判断を尊重=居残り勉強や補習は少なめ
  • 管理型の塾→宿題は多めで、やらない生徒に対しては指導が入る=居残り勉強もやるし、補習が多い

という傾向があります。

例えば偏差値が60以上ある生徒の場合だと、管理型指導に息苦しさを感じることがあります。

自分の足りないところやすべきことを明確に理解しているので、画一的に課される宿題が時に非効率だと感じることがあります。

反面、半数以上の子どもたちは”できれば勉強はしたくない”と考えます。

「宿題をやらなくても何も言われない」となれば宿題をサボるようになります。

こういうタイプの子どもは管理型のほうがいいかも知れません。

大事なことは家庭の方針をはっきりせておくことです。

高校受験という短期目標であれば管理強制型の塾でも一定の結果が出るかも知れません。

ただし卒業後の人生を考えると、自主的に動ける人間になったほうがいいわけです。

どちらに重きを置くかを考えておいたほうがいいでしょう。

自主型と管理型、どちらがいいかは子どもと家庭次第

講師

まず、塾業界は非常に人の入れかえが多いといのは理解しておきましょう。

特に新年度(3~4月)の時期です。

大手の塾であれば正社員の異動があります。

また、個別塾だと学生講師の卒業だったり、大学のスケジュールによっては担当から外れるという場合も多いです。

正社員・社会人講師・学生講師のいずれがいいのかは明確な答えがありません。

正社員講師は豊富な知識と経験がありますが、子どもと年齢が離れるため心理的距離は遠くなる傾向があります。

一方で、学生講師は子どもたちからも人気がありますが、生徒に対して甘くなりがちです。

集団塾であれば正社員と非常勤講師の比率を聞いてみてもいいかも知れません。

人と人との関係なので最終的には相性みたいなものが存在します。

ちなみにですが、私も「あの先生とは合わない」と生徒から言われることがあります。これは年度によって違いますがだいたい2~5%くらいの割合です。

大事なのは実際に体験授業を受けて先生との相性を確認することです。

可能であれば保護者も授業見学をさせてもらってもいいかも知れません。

入塾前の体験授業は必ず受けましょう

宿題の量

一般的な傾向として集団塾は宿題が多く、個別塾は少なくなります。

(参考記事:個別指導塾のメリットとデメリット

これはだいたいの傾向であって、中には宿題は出さない(出しても少量)という集団塾もあります。

家庭学習の量が多い方がいいのか、少なめのほうがいいのかはやはり子どもによって違います。

部活や他の習い事等を考えて家庭学習にどれくらい取り組めるのかを確認しておきましょう。

宿題の分量についても各塾で説明を受けるときに質問されるといいと思います。

宿題の量は塾によってバラバラです。
どれくらい家庭学習が出来るのかを確認しておきましょう。

通塾日

当然ですが集団塾は曜日と時間が決まっています。

また年間カリキュラムは各季節講習に参加することを前提に作成されています。

したがって集団塾の場合、春・夏・冬の講習へは参加しなければならないとお考えください。

例えば吹奏楽部などの活動に熱心な部活所属している場合は、練習や大会等で塾の授業に間に合わない、参加できないというケースもあるかと思います。

「部活やクラブチームを優先したい」という場合は個別塾も視野に入れて検討されるのがよいです。

基本的に個別指導は希望する曜日と時間に授業を組んでもらえます。

時間の制約がある場合は個別指導のほうが融通がききます。

自宅からの距離

想像以上に保護者の負担になるのが塾への送迎です。

塾の終わる時間は夜の遅い時間です。

男の子で徒歩や自転車で通えるという場合は問題ありませんが、やはり安全面は心配の種です。

継続して安全に通えるかどうかを入塾前に確認しておきましょう。

塾までの送迎は保護者にとって負担です。
通いやすさも大事なポイントになります。

よい塾とは何か

「よい塾とは何か」

繰り返しになりますが、これはお子さんやご家庭が何を求めるかによって違います。

「厳しくてもいいから成績を上げてほしい」

という場合と、

「部活が優先、部活動に支障がない程度に勉強したい」

という場合では理想の塾は真逆になります。

まずは、お子さんとじっくり話し合いどんな塾がいいのかを考えてみましょう。

最後に一番大事なアドバイスです。

当たり前ですが、体験授業をぜひ受けてみましょう

そこで、塾の雰囲気や先生との相性、成長できる環境か、継続して通塾できるかを判断してみてください。

人の成長には環境が大きく関わっています。

お子さんが成長できる環境が見つかることを願っております。

最後までお読みいただき有難うございました。

体験授業を必ず受けましょう。

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