高校理科の力学分野の学習で困っていませんか?
力学分野は大学受験でも必ず出題される分野であるため、しっかり対策をしなければいけません。
そこでこの記事では、力学分野の勉強のやり方について解説していきます。
力学の勉強の正しい順序について
【勉強の正しい順序】
- 最低限の公式を覚える。
- 公式の使い方を覚える。
- 問題の状況をイメージする訓練をする。
- 問題を解くコツを抑える。
以上の4ステップを抑えれば、必ず力学の苦手を克服することができるでしょう。
それでは、さっそく次の見出しからそれぞれについて細かく解説していきます。
最低限の公式を覚える
物理を勉強するうえで一番欠かせないのは公式を使いこなすことです。
最低限の公式を覚えなければ、問題を解くことはできないでしょう。
いくつかの公式は他の定義・公式から導くことができるので、導き方を覚えていれば覚えなくても大丈夫です。
授業を聞いたり教科書を読んだりして、どの公式を覚えなければいけないのか抑えて、しっかりと記憶に定着させましょう。
「物理のエッセンス」という参考書では物理の公式が丁寧に扱われており、どの公式を覚えるべきか解説してあるので非常におすすめです。
公式の使い方を覚える
ある程度の公式を覚えたら公式の使い方を覚えなければいけません。
基本問題や標準問題をたくさん解いて、公式の使い方を完璧に抑えましょう。
最初のうちは問題を解くのにも時間がかかるかもしれませんが、公式の使い方を習得すれば簡単に問題が解けるようになります。
「物理のエッセンス」で基本問題が解説されているため、その問題をきちんと解いて理解しましょう。
問題の状況をイメージする訓練をする
力学の問題を解くうえで最も大切なことは、問題の状況をきちんとイメージすることです。
力学分野は物理の中でも、特に状況が理解しやすい傾向にあります。
そのため、どのような運動が行われているのか、頭の中でしっかり考えてみることが大切です。
慣れてくれば問題文を読むだけで、運動が瞬時にイメージできるようになります。
たくさん問題を解いて、イメージする感覚をつかめるよう練習しましょう。
問題演習としては「名問の森」という問題集がおすすめです。
解説が丁寧で「物理のエッセンス」と連携しているため、効率よく学習を進められます。
問題を解くコツを抑える
最後にするべきことは、問題を解くコツを抑えることです。
たくさん問題を解いていれば力学の問題がワンパターンであることに気付けるでしょう。
- 力のつり合い式から未知数を求める。
- 運動量保存則から物体の動きを調べる。
- エネルギー保存則から系の変化を調べる。
といったパターンが力学の問題にはあります。
どんどん問題を解いてパターンを抑えれば、応用問題も解けるようになるでしょう。
まとめ
以上、力学分野の勉強方法について解説してきましたがいかがでしたか?
公式を暗記してから応用問題を解けるようになるまで、たくさん問題を解いて時間を費やすことが大切です。
しっかり勉強して、他の受験生と差をつけましょう!
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