現在、個別指導塾で働いています。
年末~年明けくらいのタイミングで新規開校校舎の教室長になる予定ですが、それまでの間は研修期間として各校舎の応援に行っています。
そんな中、先日は「人が足りない!」ということで本部の応援に行ってきました。
主に出納関係の事務処理を手伝ったのですが、そこで初めて「チャレンジ・フォー・チルドレン」というものを知りました。
チャンス・フォー・チルドレンでは、経済的な理由で学校外教育を十分に受けることができない子どもたちに、
スタディクーポン(学校外教育バウチャー)の提供を行っています。
引用元:https://cfc.or.jp/contact/educational/
東京都であれば「受験生チャレンジ支援貸付事業」はけっこう有名だと思います。
私の経験で言えば、塾に来ている中学3年の5%くらいの生徒が毎年この制度を利用して、塾代の支援を受けています。
CFCチャレンジ・フォー・チルドレン
今回は本部で仕事をしている際に、普段メインでお手伝いしている教室の生徒が 「チャレンジ・フォー・チルドレン」 の制度を利用して授業料を補填していることを知りました。
どうも15万円(厳密には現金ではなくクーポン)の塾代サポートを受けているようです。
ちなみに15万円は新型コロナウイルス緊急支援事業を利用しての額です。
一般枠は中学3年生だと30万円のスタディクーポンを受けられるようです。
東京都受験生チャレンジ支援貸付事業 は、
- 受験生のみ
- 受験料と塾代等のみ
が支援対象でした。
一方、CFCは多くの子どもたちが対象となります。
小学生:15万円
中学1~2年生:20万円
中学3年生:30万円
高校1~2年生:20万円
高校3年生:30万円
より多くの子どもたちに喜んでもらえるのが受験生チャレンジと違うところです。
また、利用できる校外教育機関も多いです。
次のような学校外教育サービスの受講料・月謝、サービスを利用するために必要不可欠な教材・教具などに利用することができます。
https://lp.cfc.or.jp/entry/#section-50
- 教科学習(塾・家庭教師・通信教育・フリースクールなど)
- 体験活動(キャンプ・野外活動・社会体験など)
- 習い事(プログラミング・そろばん・英会話など)
- 文化活動(ピアノ教室・音楽教室・絵画芸術教室など)
- スポーツ(サッカー教室・水泳教室など)
かなり幅広く使える印象ですね。
参画事業者一覧を見てみましたが、東京のそこそこ大きい塾であればすでに問題なくクーポンは使えそうです。
また、通っている塾が個人塾であってもクーポンを使いたい場合はアレコレ考えず申請してみましょう。
塾側は利用希望者がいた場合、簡単にCFCに登録できて生徒がクーポンを使えるようになるので登録を断る塾はないでしょう。
ただし、CFCのHPを見てみてみると「資金不足で1,000人以上が落選」と出ています。
支援を受けたい子どもやご家庭にとっては審査が厳しかも知れません。
(”審査が厳しい”と本部の上役も言っていました)
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