2022-2023 東京都 高校入試 受験用語解説

「東京都 高校入試 受験用語」の解説です。お読みになる前に以下の点にご注意ください。

  • 東京都の高校入試についてのものです。
    他府県とは入試システムが異なるのご注意を。
  • データは都度最新のものに書き換えますが、ご自身でも各学校の要項や、教育委員会のお知らせを必ずご確認ください

不明な点や相談がある方はページ一番下のコメント欄に書き込んでください。

管理人の分かる範囲でお答えします。

ただし、塾に通われていない方のみでお願いします。

塾に通われている方は、その塾の先生に聞くのが速くて確実かと思います。

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あ行

一般入試

都立一般入試と私立一般入試とがあります。

一般入試(私立)

  • 試験日:2/10,11,12のどこか(または二日)で行う学校がほとんど。
  • 試験科目:英数国
  • 受験生は学校の内申によって単願併願フリーのどれかで出願する。(フリーのみの受験をやっている難関校もある)
  • 単願、併願、フリーとも試験問題は同じものを解く。

一般入試(都立)

令和5年度(2023年2月実施)の都立一般入試については以下のようになっています。

【都立一般入試】

出願日:2/1~2/7

(願書取下げ:2/10)

(願書再提出:2/14*R4年度のもの。R5は未発表)

試験日:2/21

合格発表:3/1

令和4年度入試から願書の取下げが2/10になっています。

従来であれば「私立の結果によっては都立受検校を変える」という作戦が取れましたが、それはできなくなりました。

か行

加点(内申加点)

私立の推薦や併願で使う。以下の資格等を有している場合は、中学校の内申に加点があります。

9科の内申に最大2~3ポイントの加点をしている学校が多い。

以下のものに加点がある場合が多いです。

・英検、漢検、数検の3級以上を取得
・3年間皆勤
・部活動で顕著な成績
・縁故(親や兄弟がその学校の卒業生、在校生)

たとえば、併願の基準が9科30という学校の場合・・・
英検3級をもっている→加点+1→9科29でいいですよということです。

加点優遇

私立一般入試の出願方式のひとつ。内申基準を満たしていれば、当日の入試得点に加点がもらえます。

  • 試験日:2/10~2/12
  • 入試科目:英数国
  • 内申基準を満たしていれば高校の定めた点(多くは30~50点)が入試得点にプラスされる。
  • 合格確約ではない

加点してもらっても合格最低点に達しない場合は不合格となるので、併願優遇校も受験したほうが安心です。

仮内申

2学期期末試験し終了後に中3生に対して伝えられる仮の2学期の評定。

受験生はこの数値を参考にして受験を決定します。

伝えられるタイミングは主に2パターンで中学校により異なります。

①期末試験終了後、1週間後くらい
②3者面談の場

換算内申

都立受験時に計算して出す内申点です。

計算式は5科合計+実技4科合計×2。

オール3なら5×3+4×3×2=39 が換算内申(65点満点)。

都立の調査書点はさらにここから計算して求める。

検査問題

検査とは俗に入試のこと。検査問題=入試問題。

細かく言えば、都立は受で私立は受

個別相談

12月中旬から始まる、中学校の先生と高校の先生との相談。受験生の内申等を確認し、この相談で正式に推薦・単願・併願が許可される。受験生は個別相談が始まる前に受験校を決めておく必要がある。(東京のみ。本項での意味の入試相談をやっていない県もある)

さ行

志願変更(都立一般入試)

*令和5年度に関しては詳細は未発表です。教育委員会から発表があり次第更新します。

都立一般入試の際に、一度提出した願書を取下げて、別の高校に再提出できる制度。

倍率や私立の結果によっては、この制度を利用して都立志望校を変更するのもアリかと思います。

以下は昨年度の日程。

2/1~7に一度、受検予定のA校に願書を出します。

2/7夜に、東京都教育委員会HP等でA校を含めた受検検討校の倍率を確認します。

  • 取下げ日2/10・・・2/5に願書を提出したA高校に行って、願書を返してもらいます。
  • 再提出日2/14・・・前日に返してもらった願書を受けたいB高校に提出。
  • 2/21のB高校の入試に臨みます。

自校作成問題

一部の学校では、検査教科の全部または一部を各学校で作成している。

自校作成問題実施校は、進学重点校、進学重視型単位制の学校。

  • 英数国は自校作成。
  • 理社は共通問題を使用
  • 英語のリスニングも共通問題を使用。
    *国際高校は英語のみ自校作成。

集団討論

都立の推薦入試で行われる検査の一つ。与えられたテーマをもとに行われます。

面接官2~3人、受検生5~7人で実施されることが多いです。

司会の有無や検査時間等、学校によって多少異なる部分があります。

書類選考

ごく一部の私立高校(桜美林など)で実施。

  • 出願するだけで合格がもらえる(ほぼ合格。出願基準あり)。
  • 出願時に作文を提出。

滑り止めが確保できる上に、入試がないので試験日程を1日空けられるメリットがあります。

ただし、都立入試前にクラス分け試験を受けなければならない可能性も(他の私立が受かっていれば棄権)。

進学重視型単位制

新宿、墨田川、国分寺

進学重点校

日比谷、戸山、西、青山、八王子東、立川、国立

推薦

  • 都立推薦と私立推薦に分かれる。
  • 受験は1校のみ。都立、私立の同時出願は出来ない。
  • 合格した場合は入学しなければならない。以後、他の学校の受験もダメ。

推薦(私立)

【私立推薦入試】

  • 第一志望(出願に内申基準がある)
  • 試験日:1/22(一部学校は1/23)
  • 合格の場合は入学しなければならない。
  • 内申の基準を満たしていれば合格がもらえる。
    (ただし一部難関校では不合格になることもある)

詳細は以下。

【多くの学校】
・試験科目:面接+作文
ほとんどの学校が合格を前提としており、出来はあまり気にしなくてよい。

ただし最近では適性検査を実施する学校が増えており、結果次第では不合格となるケースもあるので注意が必要。

【一部難関校】
MARCHの附属以上になると不合格者の出る入試となっている。

そのため、一般入試も視野に入れた受験プランを考える必要がある。

・試験科目:国数英の適性検査(基礎学力検査)+面接
の学校が多いが、小論文や理社を課すなど学校ごとに異なる。

推薦(都立)

【令和5年度都立入試について】

調査書5割+残りの5割が面接と作文(小論文)と集団討論の学校が多い。

面接の比重がかなり重くなっている学校もあるので必ず要項をご確認ください!

都立推薦入試

  • 第一志望
  • 合格の場合は入学しなければならない。
  • 試験日:1/26,27の二日に渡って実施する高校もある。
  • 試験科目:作文(or小論文)+面接+集団討論
  • 合否は調査書+作文・討論・面接の総合成績で決まる。
    調査書点の上限は5割。各高校で微妙に配点が異なるので願書を確認。
  • 例年高倍率となるため、実力相応校よりもランクを落とさないと合格は難しくなる。

「都立の推薦も出願基準があると学校の先生が言ってた」と聞いたことがあります。

ただ推薦を希望して出願を断られたケースはないので、受けたいのであれば担任に申し出てもいいかも(その際、「この内申では受からないよ」と推薦を回避するようアドバイスする担任多し←調査書を作成するのがメンドーなのかな?)。

スピーキングテスト(ESAT-J)

都立高校入試の合否判定(1020点満点の20点ぶん)に用いる英語スピーキングテスト。

申込み:7/7~9/6

試験:11/27(外部会場)

結果:1月中旬頃判明

端末に音声を吹き込みその内容を点数化。A~Fの6段階で20点を満点に4点刻み(20点,16点,12点…)。

専願

単願の別称。先生や学校毎に呼び方が異なるだけで内容は同じ。

素内申

教科の評定を単純に足したもの。オール3なら3×9教科=27

た行

Wもぎ

新教育主催の会場テスト。主に「都立そっくりテスト」「都立自校作成対策もぎ」「私立対策もぎ」の3つがある。

各教科の偏差値と志望校判定が可能。

「都立そっくりテスト」「都立自校作成対策もぎ」の志望校判定は都立3校+私立3校。

合格の予想ボーダーがVもぎと20点ほど違う場合があるので、両方受験するのがおすすめでしたが、最近はVもぎとずいぶん水を開けられた印象も…。

単願

単願とは・・・

  • 私立第1志望だが、内申が推薦の基準に達していない受験生が利用。
  • 推薦よりも基準が緩い
  • 試験日:2/10(~12)
  • 試験科目:英数国(併願やフリーの受験生と同じ問題)
  • 難関校以外はよほどのことがない限り合格
  • 一部の上位難関校は加点(入試得点に学校の定めた点を加えて、それでも合格最低点に達しなければ不合格)にしている場合もある。
  • 「専願」とも呼ばれる

*基準に届いてなくても、学校説明会での相談や、中学校担任が頑張ってくれて単願をもらえたケースもたまに見かける。また、部活の顧問が独自ルートを持っていることもある。

調査書点(都立)

ここでは全日制課程(第1次募集、分割前期)で一般的な学力検査と調査書点の比率=7:3で説明する。

①まずは換算内申を出す。
②内申点÷65×300 を計算したもの(*小数点以下切り捨て)が調査書点となる。

な行

入試得点(都立)

ここでは全日制課程で一般的な学力検査と調査書点の比率=7:3で説明すします。
*傾斜配点を行っている学校はこれに当てはまらない。

  1. 学力検査(国数英社理の入試本番)の点数を1.4倍する。(700点満点になる)
  2. 調査書点を出す。(300点満点)
  3. ①と②を合計したものが入試得点。(1000点満点)

は行

評定

各教科の5段階の内申

Vもぎ

進学研究会主催の会場テスト。都立Vもぎ、私立Vもぎ、都立自校作成対策もぎがある。

都立Vもぎと自校作成もぎは5科の偏差値、志望校判定(都立3校+私立3校)が出る。

合格予想ボーダーがWもぎと20点前後異なることがあるので、両方受験することをおススメするが最近はVもぎの一人勝ち?状態なので、Wと迷ったらVを受けるのが無難かと。

フリー

別称オープンとも。

一般的には単願、併願優遇、加点優遇を持たずに私立一般入試を受けること指す。

  • 試験日:2/10~2/12
  • 試験科目:英数国の3科

併願優遇や加点優遇のない受験のことです。

私立も教室のキャパがあり、その多くは推薦、単願、併願で出願した生徒で埋まります。

残り少ない座席をフリーでの受験者で争うので、どうしてもフリー受験での合格は難しくなるので注意!

難関校はフリー(オープン)のみの受験となっていることが多い。

併願

私立一般入試における併願優遇と加点優遇の総称として使われることが多い。

一口に”併願”言っても、

併願優遇

加点優遇

の二つがあるので注意!

併願優遇

都立や他の私立が第1志望の生徒が利用。

基準を満たしてこの制度を利用すれば合格が見込める(99.9%合格する)。

「第2志望」と思われがちだが、厳密には少し異なります。

具体的には以下の学校に分かれる。

  1. 「都立はいいけど、ウチ以外の私立は受けないでね」
  2. 「都立も私立も好きなだけ受けてね」
  3. 「都立が第1志望だったら、他の私立も受けていいよ」
  4. 「都立、私立問わず、第2志望。第1志望の学校がダメだったらウチに来てね」

*結構複雑。願書を読んでも詳細が書かれていないこともある。なんで、気になる学校についてはご自身で調べてください。高校の説明会、中学校担任や進路指導教諭、塾の先生 等に聞いてみましょう。

  • 試験日:2/10~2/12の学校が多い。
  • 試験科目:英数国の3科(+面接)。
  • 基本的には併願優遇は1校しか受験できない。
  • 内申基準さえ満たせば合格はほぼ確実

併願優遇を持っていても加点優遇校は受験可能なので、以下のような受験も可能。

2/10 拓大一(併願優遇)
2/11 帝京大学(加点優遇)

*基準に届いてなくても、学校説明会での相談や、中学校担任が頑張ってくれたなどで優遇をもらえたケースもたまに見かける。

*不正行為(カンニング等)や試験官の指示に従わないので不合格にした という話をごくごく稀に高校の先生から聞く。言い換えれば、どんなに学力検査(入試得点)が悪くても不合格にはしない。

なお、推薦・単願・併願の基準については学校の先生に聞いたり、高校の説明会で確認してください。以下のような「受験案内」にも載っているので一冊あってもいいかも。

↓都立の情報も載っている(もちろん私立の併願等の基準も)。定番の受験案内。

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