以前であればほぼこういう日程になるのですが、今年もコロナの影響で変則的な動きになるかも知れません。
教育委員会や各高校のHPを必ずチェックしてください。
近年は私立人気で都立は倍率が下がっていました。
この傾向が今年も続くか、VもぎとWもぎのデータや担任の先生から情報は集めておいたほうがよいでしょう。
東京都内 高校入試日程
東京都の都立、私立高校を中心にした入試の流れの解説ページです。
データはこの記事を書いている令和3年(2021年)9月20日時点のものです。
全ての情報が出揃っていないので、2021年入試と2022年入試の情報が混在しています。
例年、秋には全ての情報が出るので、確認でき次第更新します。
この記事は大まかな入試の流れをイメージしてもらえるよう作ってあります。
細かい各日程は必ずご自身でも公式のものをご確認ください。
万が一当サイトのデータに誤りがあっても自己責任でお願いします。
大まかな流れ
特に大事なところは赤色にしてあります。
1 | 10月下旬 ~ 11月上旬 | 中学校担任との面談 |
2 | 11月中旬 ~ 11月下旬 | 2学期 期末試験 |
3 | 11/27 | 都立スピーキングテスト |
4 | 11月下旬 ~ 12月上旬 | 三者面談 |
5 | 12月中旬 | 入試相談 |
6 | 1/22 | 私立 推薦入試 |
7 | 1/26,27 | 都立 推薦入試 |
8 | 2/1~2/7 | 都立 一般入試出願 |
9 | 2/10,14 | 都立志願変更 |
10 | 2/10~12 | 私立一般入試 |
11 | 2/13 | 国立一般入試 |
12 | 2/15 | 都立産業技術高専入試 |
13 | 2/17 | 国立東京高専入試 |
14 | 2/21 | 都立一般入試 |
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1.中学担任との面談
概ね10月下旬~11月上旬に行われる。
ここである程度の志望校、併願校についての相談をする。
2.2学期期末試験
概ね11月中旬~下旬に実施。
3.スピーキングテスト
都立の合否判定に用いるスピーキングテスト(EAST-J)が11/27に実施されます。
会場は外部、結果は1月中旬に判明します。
都立は1020点満点で合否を決めますが、スピーキングテストはそのうちの20点ぶんです。
4.仮内申判明と三者面談
ここでは個々に説明をしておきます。
仮内申判明
仮内申とは、その名のとおり「仮の」内申のことです。
よほど何か(不祥事等)がない限り、この数値がそのまま2学期の成績、高校に提出する成績となります。
なお、仮内申の家庭への通達時期や方法は、中学校によってばらばらです。
以下で確認しておきましょう。
仮内申の通達時期
①か②のどちらかのパターンが多いです。
①2学期期末試験終了後1週間程度で生徒へ伝えられる。
or
②三者面談の場で伝えられる。
私の地域では①の期末試験終了1週間後に通知するところが多いです。
三者面談
仮内申を元に具体的な受験校を決めます。
特に推薦を受けるか、併願校をどこにするかの相談がメイン。
出来れば三者面談までに家庭内である程度の受験プランは考えておきましょう。
私立の推薦や併願校はその場で決める必要はないが、下記の「4.入試相談」の前には決めて、担任に伝える必要があります。
(それほど検討している時間はありません)
なお、併願については「併願優遇」と「加点優遇」の2種類があるので注意が必要です。
優遇と加点の違いが分からない方は以下の記事を参考にしてみてください。
4.入試相談
中学校の先生と高校の先生との相談です。
ここで各受験生の内申等を確認し、推薦や併願の正式な許可がもらえます。
生徒や保護者は直接関係ないですが、私立の推薦・単願・併願を希望する場合は、この入試相談の前にその旨を担任に伝えなければなりません。
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5.私立推薦入試
出願:1/15or16
試験:1/22
発表:1/22or23
手続:1/24のところが多い
入試は作文+面接の学校が多いです。
(”以前は”です。コロナで面接がなしの学校もあります)
一部難関校を除き、受ければ合格すると思っていいです。
6.都立推薦入試
【都立推薦入試】
出願:1/12~18
試験:1/26,27
発表:2/2
合否は、評定・作文(小論文)・面接・集団討論で判定。
コロナ禍で実施されていなかった集団討論ですが、今年は復活がウワサされています。
7.都立一般入試出願
以前は受検校に願書を出しに行っていましたが、コロナ禍であり郵送での出願になっています。
【都立一般入試】
出願日:2/1~2/7
試験日:2/21
合格発表:3/1
2/7の夜に東京都教育委員会のHPで倍率を確認しましょう。
出願校とその他検討校の倍率、子どもの成績と実力を総合的に考えて、受検校を変更(志願変更。詳細は後述)するかどうか判断します。
8.都立志願変更期間
倍率等を考慮し必要ならば、都立の受検校を変更します。
取下げ:2/10→2/1~7に願書を提出した高校に行き、願書を返してもらいます。
再提出:2/14→返してもらった願書を受けたい高校に提出。
これ以降は受検校の変更はできません。
9.私立一般入試
出願日:学校による
試験日:2/10,11,12
合格発表:当日or翌日が多い
出願についてはインターネット出願の学校がかなり多くなってきましたね。
試験は英数国の3教科(+面接)が多いです。
フリー・単願・併願の人も全員同じ問題を解きます。
併願ですが、併願と一口で言っても「併願優遇」と「加点優遇」は違うということは認識しておきましょう。
「加点優遇」は不合格の可能性が多少あるので、「併願優遇校」も受験することをお勧めします。
私立の結果によって都立受検校を変える(志願変更する)家庭もたまにありますね。
「いい私立に受かった→都立も強気にチャレンジ」、「満足できる私立に受からなかった→ならば都立は確実に受かるところで」とか。
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10.国立一般入試
筑波大附属、東京学芸大附属、お茶の水女子大の受験です。
出願日:学校による
試験日:2/13
合格発表:2/16,17のどちらか
*9/20現在、志願変更についてR4年度の情報が未発表のため、昨年度のデータです。
11.都立産業技術高専一次
産業高専の入試です。ごくたまに、産業高専と東京高専の両方を受ける子がいます。
出願日:2/1~2/7
試験日:2/15
合格発表:2/20
*推薦入試については各自でお調べ下さい。
12.国立東京高専学力検査
*データは令和2年度入試のもの。
出願:1/24~1/28
試験:2/13
発表:2/18
試験科目は英数国理の4教科。
*推薦入試については各自でお調べ下さい。
13.都立一般入試
大事な都立一般入試の日程です。
令和4年度のものです。
・出願日:2/11~2/7
(願書取下げ:2/10)
(願書再提出:2/14)
・試験日:2/21
・合格発表:3/1
願書の取下げが2/10になりました。
以前なら「私立の結果によっては取下げ→再提出」という作戦も取れましたが、令和4年度からはそれができなくなったので注意が必要です。
試験は国数英社理の5科。
【試験時間割】
集合 8:30
国語 9:00-9:50
数学 10:10-11:00
英語 11:20-12:10
昼食
社会 13:10-14:00
理科 14:20-15:10
英語は最初の10分はリスニング。
なお、コロナの影響で上記時間割と異なる場合があります。
必ず公式情報をチェックするようにしましょう。
以上で終了です。
ご質問等ある方はコメントをくだされば出来るかぎりお答えします。
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