高校入試-学校見学会・入試説明会・文化祭
公立、私立問わず見学会や説明会、文化際には必ず行くようにしたいものです。
もちろん受験校決定の判断材料にするわけですが、もう一つ大きな意味を持ちます。
それは行きたい学校が見つかったときに、勉強の大きなモチベーションになる点です。
これは、周りの親や教師が「勉強しろ」と言うよりも効き目があります。
長い受験勉強の中では当然好不調の波がある。
成績が良いときもあれば、必ず悪くなる時期もある。
精神的に不安定にもなる。
スランプに陥ったときに、それでも前を向いて努力できるか――
これが受験のポイントになるのですが、その時に「どうしても行きたい学校がある」受験生は頑張れるものです。
そういう意味で説明会等には積極的に参加するようにしよう。
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学校見学会
7月下旬から行われる。
授業や部活の体験等は予約制になるので注意。
ここで特に見ておきたいのは以下の3点。
通学手段と時間
毎日通うことになるかもしれない学校なので通学手段と時間は要確認。
都心部であれば想像以上に満員電車での通学が苦痛に感じる生徒もいる。
クラブ活動
やりたい部活があるかどうか。
その部の雰囲気はどうかは見るようにしよう。
見学する前にイメージしていたものと違うことが結構あります。
特にどの程度部活をやりたいかは考えておきましょう。
強豪校に行って全国目指してバリバリやりたいのか。
それとも、弱くてもいいからレギュラーとして試合に出たいのかなど。
施設・設備
3年間気持ちよく過ごせるかどうか。
教室はもちろん、トイレ等もチェック。
設備も公立と私立でかなり違うので見ておく。
当然、築ウン十年という校舎は古さを感じるが、大事なのはキレイに保たれているかどうかは注意。
落書きや破損が多い学校はそれだけ生徒が授業に集中していないということだし、教師の指導力不足や生徒の質にも問題があったりします。
進学実績
最新の進学実績。
将来の夢につながるものになっているかどうか。
いかにトップ校と言えど、校長が替わった途端に進学実績がガクッと下がることもあるので注意。
逆に、いい先生が赴任して劇的に良くなる学校もあります。
このへんは、秋の入試説明会でもチェックしてみましょう。
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入試説明会
多くは9月から行われます。
学校長や入試担当から話があると思うが、保護者は注意して聞きましょう。
その学校が信頼できるかどうかのひとつの判断材料になります。
また、いくつかの学校を周れば「この学校は言葉だけで、信用ならん」と分かるようになるので比較する意味でも気になる学校は全て参加してもいいかも知れません。
また、入試説明会では募集要項の発表があります。
特に私立の、併願として検討している学校の説明会には必ず参加してください。
出来れば個別の相談ブースに顔を出しておきましょう(イイコトがあるかも)。
確認しておきたいのは以下のもの。
- 入試日程
- 推薦、併願等の基準と加点項目の内容
- 出題傾向と対策
- 学費
(不安のある方は個別ブースで必ず相談。思ったよりも安い場合もアリ)
個別ブースで成績を聞かれることがあるので、学校の成績(通知表)と模試の偏差値は控えていきましょう。
また、出願資格で定められた欠席日数をオーバーしていても、きちんと理由・事情を話すことで受験許可が下りることもあるので相談してみましょう。
欠席日数が多く、出願資格を満たせない場合もここで相談しておきます。
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文化祭
文化際は挑戦校~安全校まで複数行くのが◎。
基本的には保護者がついて行かなくてもいいと思いますが、1校しか行かないとかはもったいないです。
時期が重なって大変だと思いますが、土日は各学校をハシゴするくらいでいいと思います。
基本的には上位の学校ほど、そのクオリティーは高くて面白い文化祭です。
逆に、下位の学校は在校生もやる気なく、ツマラナイものになっていることが多いです。
受験生は在校生の様子を見て「あの学校に行きたい!」「この学校だけは絶対イヤ!」と思うようになります
そういう点では勉強への大きなモチベーションになると思います。
まとめ
高校の3年間って、すごくいい時期だと思うんです。
勉強に部活に行事にフルパワーで挑み、多くの友達とともに過ごす泣き笑いの日々。
バイトもできるし、恋愛だってするんでしょう。アオハルですなあ。
充実した3年間となるよう、各学校のイベントに足を運んで自分にぴったりの学校を見つけてくださいね。
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