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作文に特化した「ブンブンどりむ」の無料体験キットが届きました

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現在サイトデザイン変更中のため見苦しい箇所が多くあります。申し訳ありません。
*内部リンクが効いていないようです。少しずつ修正します。

以前から気になっていた、作文特化型通信教育の「ブンブンどりむ」

申し込んでいた無料体験キットが届いたので、その感想をまとめてみます。

なお、実際の受講者によるレビューは「ブンブンどりむ【口コミ】受講者レビュー」をお読みください。

目次

無料体験キットの内容物

以下のものが入っていました。

【体験キット内容物】
  • 1~6年生、全学年の教材見本
  • パンフレット
  • 教育情報誌
  • 作文集
  • 体験談集

けっこうボリューム感のある体験キットでした。

ここからは気になって点について感想を述べていきます。

料金

まずは料金についてです。

引用:ブンブンどりむ

各学年の料金は見てのとおりです。

恐らくですが、受講料を見て「高いなあ」と思われる保護者は多いかと思います。

ウチはスタディサプリ、スマイルゼミ、Z会を受講しています。

この中ではスタディサプリが抜けてコスパがいいです。
(小4~大学受験までの全ての授業動画の視聴,テキストと問題のダウンロードができて1,980円!)

これと比べると「作文だけに月5,000円」は安くはないなというのが正直な感想です。

あとは、以下で述べる講座内容等に5,000円の価値を感じられるかですね。

監修は齋藤孝先生

監修はTV等のメディアでも活躍されている齋藤孝先生です。

¥1,320 (2024/04/24 11:54:00時点 Amazon調べ-詳細)

上に挙げた「理想の国語教科書」は齋藤先生の本です。

これを読んだのが15年前でとっても影響を受けた本です。

本の内容はざっくり言えば、

「小学校中学年くらいから夏目漱石、森鴎外、太宰治、中島敦といった文豪たちの作品を読ませましょう」

というものです。

一般の人には「声に出して読みたい日本語」が有名かも知れません。

今回、無料キットをお願いした大きな理由のひとつに「あの齋藤先生が監修」というのがありました。

講座内容

「ブンブンどりむ」の講座内容をまったく知らない方のために、簡単に触れておきます。

  • 毎日10分程度
  • 課題提出は月2回
  • 「作文特化」とは言え、適性検査型入試を強く意識した内容で、算数・理科・社会などの図表読み取り問題や、資料分析問題も多く含まれる

毎日10分

他の通信教育同様、どの学年も1日10分が学習時間の目安になっています。

これくらいの時間であれば、そこまで負担にはならないでしょう。

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課題提出

課題提出は月2回です。

きちんと添削して返却されます。

添削は「ほめて伸ばす」スタイルで、その子の良いところを評価してくれるので自信になると思います。

なお、6年生の完成コースは適性検査型の模擬テストが月1回あり、カラーの個人成績表が送られてきます。

適性検査対策に向いた課題

導入はマンガやイラストを使い、楽しく分かりやすく説明されていました。

適性検査型入試を意識した内容になっており、算数・理科・社会などの図表読み取り問題や、資料分析問題も多く含まれています。

塾用教材のアインストーンに似ているところも結構ありました。

\ 2年生用教材 /

引用:ブンブンどりむ

\ 6年生用教材 /

引用:ブンブンどりむ

こういう家庭には向かない

あとで各学年の学習内容を紹介しますが、その前に「こういう家庭は受講しないほうがよい」ということについてお話します。

ブンブンどりむが向かないのは・・・

  • 国語の重要性が理解できない
  • 国語以外の科目もしっかり勉強したい
  • 豪華な付録が欲しい

です。

ブンブンどりむは作文に特化した通信教育です。

文章について勉強することで、結果として国語力のUPも期待できます。

ウラを返せば、

「国語はやってもやらなくても変わらない」

とか

「国語よりも算数や英語のほうが大事でしょ」

と考えるご家庭には向きません。

また、社会や理科を学習する機会はありますが、それは適性検査としての勉強であって、科目の勉強ではありません。

たとえば、

「年号なども含めて歴史をガッツリ勉強したい」

という希望はブンブンどりむでは叶いません。

「書く」ことを大切にしている講座なので、必然的に紙テキストを使っての学習になります。

流行りのタブレットはありませんし、豪華な知育おもちゃなどの付録もありません。

これらを希望するご家庭は、スマイルゼミや進研ゼミをやったほうが幸せになれるでしょう。

参考記事:スマイルゼミを徹底レビュー
参考記事:進研ゼミ-チャレンジタッチを受講者がレビュー

教材見本&毎月届くもの

届いた教材見本に関してです。

先ほども述べたように、マンガ・イラストをたくさん使い、楽しくて分かりやすいものになっています。

毎月届くものは以下で確認してほしいのですが、かなりのボリュームがあってしっかり勉強できるようになっています。

なお、対象学年は目安なので、子どもに合わせたコースの選択が可能です。

ワクワク入門コース:1年生

1作文50~200字。

例を参考にしながら、お話を自分でつくります。

1年生は以下のものが届きます。

  1. テキスト:24P/毎月。書く力と読み取る力を磨く。
  2. 提出課題:2枚/毎月。丁寧に添削してくれます。
  3. 国語力ステップアップブック:14P/毎月。漢字や語彙の国語知識。
  4. 問題解決力ドリル:20P/年3回。算数と生活の知識を使って問題分析と解決策を考えて、それを論理的に記述する
  5. 絵本:偶数月。読み聞かせアドバイスつき。
  6. 保護者向け月刊誌:毎月。教育や学習の情報誌。
  7. ポッチー新聞:毎月。受講生の優秀作文が掲載。

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ドキドキ基礎コース:2年生

1作文100~300字。


「読んでもらえる書き出し」の練習です。

私も勉強になりそうです。

2年生は以下のものが届きます。

  1. テキスト:32P/毎月。表現力と論理力を磨く。
  2. 提出課題:2枚/毎月。丁寧に添削してくれます。
  3. 国語力ステップアップブック:14P/毎月。漢字や語彙の国語知識。
  4. 問題解決力ドリル:20P/年3回。算数と生活の知識を使って問題分析と解決策を考えて、それを論理的に記述する
  5. 絵本:偶数月。読み聞かせアドバイスつき。
  6. 保護者向け月刊誌:毎月。教育や学習の情報誌。
  7. ポッチー新聞:毎月。受講生の優秀作文が掲載。

ブンブンどりむの詳細へ

グングン上達コース:3年生

1作文100~400字。

見本は、いわゆる「紹介文」の作文です。

そういえば先日も、中学生が「紹介文」の提出が学校から課されて取り組んでいましたね。

3年生は以下のものが届きます。

  1. テキスト:40P/毎月。表現力と論理力を磨く。
  2. 提出課題:2枚/毎月。丁寧に添削してくれます。
  3. 国語力ステップアップブック:14P/毎月。漢字や語彙の国語知識。
  4. 問題解決力ドリル:20P/年3回。算数、理科、社会の知識を使って問題分析と解決策を考えて、それを論理的に記述する
  5. ワークシート10枚:偶数月。書くトレーニングをします。
  6. 保護者向け月刊誌:毎月。教育や学習の情報誌。
  7. ポッチー新聞:毎月。受講生の優秀作文が掲載。

メキメキ応用コース:4年生

1作文100~400字。

見本は「5W1H」を意識して書く練習です。

かなり本格的です。

4年生は以下のものが届きます。

  1. テキスト:40P/毎月。表現力と論理力を磨く。
  2. 提出課題:2枚/毎月。丁寧に添削してくれます。
  3. 国語力ステップアップブック:14P/毎月。漢字や語彙の国語知識。
  4. 問題解決力ドリル:20P/年3回。算数、理科、社会の知識を使って問題分析と解決策を考えて、それを論理的に記述する
  5. 月間「Newsがわかる」:毎月。毎日新聞社刊。政治や社会、科学などのニュースをお届け。
  6. 時事シート:毎月。月刊「Newsがわかる」の記事から、受験に頻出のトピックを学習。
  7. 保護者向け月刊誌:毎月。教育や学習の情報誌。
  8. ポッチー新聞:毎月。受講生の優秀作文が掲載。

トコトン実践コース:5年生

1作文200~600字。

擬人法の練習です。

豊かな表現が身につき、入試ではこのあたりで差が出ます。

5年生は以下のものが届きます。

  1. テキスト:32P/毎月。表現力と論理力を磨く。
  2. 提出課題:2枚/毎月。丁寧に添削してくれます。
  3. 課題図書:偶数月に1冊「光村ライブラリー」の図書をお届け。これを読んで条件作文を書く。
  4. 問題解決力ドリル:20P/年3回。算数、理科、社会の知識を使って問題分析と解決策を考えて、それを論理的に記述する
  5. 月間「Newsがわかる」:毎月。毎日新聞社刊。政治や社会、科学などのニュースをお届け。
  6. 時事シート:毎月。月刊「Newsがわかる」の記事から、受験に頻出のトピックを学習。
  7. 保護者向け月刊誌:毎月。教育や学習の情報誌。
  8. ポッチー新聞:毎月。受講生の優秀作文が掲載。


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バッチリ完成コース:6年生

1作文400~600字。

見本は公立一貫校入試で定番の資料読み取り問題の練習です。

入試では「今」について問われるので、時事問題についての理解もとっても大事になります。

6年生は以下のものが届きます。

  1. テキスト:32P/毎月。表現力と論理力を磨く。
  2. 模擬テスト:1枚/毎月。公立適性検査型テスト。丁寧に添削してくれます。成績表も出ます。
  3. 作文かきかたBOOK:4月号で届きます。
  4. 月間「Newsがわかる」:毎月。毎日新聞社刊。政治や社会、科学などのニュースをお届け。
  5. 時事シート:毎月。月刊「Newsがわかる」の記事から、受験に頻出のトピックを学習。
  6. 保護者向け月刊誌:毎月。教育や学習の情報誌。
  7. ポッチー新聞:毎月。受講生の優秀作文が掲載。


6年生は「ちょつと分量が少ないかも?」と思いましたが、受検学年なので各自で過去問演習もしなければならないのでこれくらいでいいかも知れませんね。

こういう子やご家庭の受講はアリ

確かに受講料はちょっとお高めですが、以下に当てはまるお子さんやご家庭は受講を検討していいかと思います。

こんなご家庭にオススメ!

・適性検査型入試での中高一貫校を受検予定
・苦手な作文を克服したい
・記述力や表現力を身につけたい

カリキュラムを見ると相当に公立中高一貫校受検を意識した内容になっているのは確かです。

また、センター試験の廃止と共通テスト導入(初年度は記述問題の出題が見送られたとはいえ)によって、記述力重視の入試は高校入試、私立中学入試まで確実に広まることでしょう。

これらを考えたときに「記述力、表現力、論理的思考力」がとっても大事になるのは間違いありません。

そのあたりの力をつけたい・伸ばしたいというご家庭は検討してみていいんじゃないでしょうか。

最後に

作文特化型通信教育は進研ゼミやスマイルゼミと比べるとかなりマイナーです。

ただ、ウラを返すとここがチャンスなワケです。

「人がやっていないことをやる」

「他の子が苦手な領域が得意」

「表現力、作文力があって人に伝わる文章が書ける」

というのは入試はもちろん、社会に出たときにも大きな強みになるハズです。

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公立中高一貫受検

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