この記事は1学期終了後、夏休みに入ってすぐの3者面談に関する記事です。
秋冬の面談ではないのでご注意ください!
まだ志望校は下げない
毎年のことですが、学校の三者面談が終わった生徒から「面談で志望校を下げろと言われた」と相談されます。
で、結論から言うと現時点で志望校を下げる必要はありません。
まずは時期的なことです。
この記事は1学期終了後の夏の面談について書いていますが、入試まで半年以上ある状態です。
この夏にしっかりと学習に取り組めば半年後の状況は全然変わって不思議じゃないです。
また、以下の2点は特に大事なポイントです。
- 学校の先生は安全策を取りたがる
- 不合格になる子は理社が取れてない
以下で詳しく述べていきます。
学校の先生は安全策でいきたい
志望校に対して相応の内申と得点力があっても、
「志望校を下げたほうがいい」
とおっしゃる先生はとても多いです。
私の肌感としては、
「その生徒の1~2ランク下げた高校」
を担任の先生は勧めてきます。
なんでこんなことを言うのかですが、たぶん「生徒を落としたくないから」だと思われます。
シンプルに「落ちたら生徒がかわいそう」というのと、「落ちた場合の保護者からのクレームが怖い」ってのがあるんじゃないかと。
どの塾もその生徒が受かるかどうかはかなりの確度で予想できます。
それこそ、合格基準のプラスマイナス10点前後のビミョーなラインを読める塾の先生もいます。
塾に行っている人は、塾の先生に相談するのがいいんじゃないでしょうか。
塾の先生が「大丈夫」と言えば大丈夫です。受かります。
合否のカギは理社にある
どの都立高校の説明会に行っても、
「不合格になる受検生は理社が出来ていない」
という話が出ます。
逆に言えば、「理社で大失敗をしなければ受かる」ということです。
注意点としては、理社の難易度は年によってバラツキがあることです。
「難化した際に全く対応できずに大失敗」ということにならないよう今のうちから勉強をしておきましょう。
この夏に種をまいておかないと芽は出ないし、入試の時に花は咲きません。
薄い問題集でいいので、中1~2の内容を復習しておくことが重要です。
まとめ
ここらで話をまとめます。
三者面談で「志望校を下げろ」と言われても、あきらめたり今の時点で志望校を下げる必要は全くありません。
来年の出願まで志望校は高めに設定して頑張ればいいんじゃないでしょうか。
で、出願直前にその時の実力とか倍率とかを見て最終判断すればいいんです。
みんなの挑戦を応援しています!!
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