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発達障害のある子どもの塾選びのポイント

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みなさん、こんにちは。

筆者は四年制の教育大学を卒業後、発達障害専門の学習塾で幼児から中学生の個人指導、家庭教師、少人数のSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)を担当していました。

元発達障害専門の学習塾での塾講師の観点から、「発達障害のあるお子さんの塾選び」についてお話します!

目次

一番大切なコト

発達障害のあるお子さんの塾選びに一番大切なことは、

“お子さんの特性を理解”して、“塾を利用する目的”を明確にすることです。

一口に塾と言っても、集団、少人数、個別、家庭教師、発達障害専門と様々なかたちがあります。

人数が多いほど受験の情報に強い、クラスメイトと切磋琢磨出来る、費用が安い等のメリットがあり、人数が少ないほどスケジュールの調整や勉強のレベル、特性に合わせた柔軟な対応をしてもらいやすい等のメリットがあります。

まず、今お子さんに身につけて欲しいものはなんですか?

  • 毎日の学習習慣を身につけたい!
  • 学校の授業に追いつきたい!
  • 不安なく学校生活が送れるように先取り学習をしたい!
  • 受験に向けてしっかりと力をつけたい!
  • 学習面に不安があるけれど学校での友人関係も心配なのでSSTにも取り組んでみたい!
  • 子どもの学習面や生活面を一緒に見守っていける繋がりを増やしたい!

この目的を明確にすることで、どのような塾を選んだら良いか絞りやすくなると思います。

次に、お子さんの特性を理解して、続けやすい環境が整っているかを考えてみましょう

せっかく目的に合った塾が見つかっても、通い続けることが難しいとお子さんにも保護者の方にも負担になってしまいます。

目星をつけた塾は、お子さんにとっても保護者の方にとっても、続けやすい環境は整っていますか?

  • お子さんが一人で通える距離ですか?
  • 送迎が必要な場合、送迎はしやすいですか?待機出来るスペースや近くに待機出来るカフェ等はありますか?
  • 特性に合わせた環境設定(座席の位置やパーテーション等)をお願いできそうですか?
  • 塾の立地や建物の構造でお子さんに負担がかかりそうなものはありませんか?(塾校内のトイレや、通塾に使う道や電車も合わせて考えてみてください。)
  • 一コマの時間や宿題の量は無理のない範囲ですか?
  • 学校や他の習い事との兼ね合いは無理のない範囲ですか?

塾で取り組む学習内容以外の負担を出来る限り少なくして、続けやすい環境を整えることが大切です。

また、後回しにしがちですが、保護者の方の負担も考慮してくださいね。

最後に、担当講師と相談しやすい仕組みが整っていますか?

たくさん下調べや見学をして入塾しても、「思っていたのと違うな」となることはあると思います。そんな時に相談しやすい仕組みがあることも大切です。

特に発達障害のあるお子さんは特性によって生じる困難さを取り除いたり、環境を整えたりすることで得意を伸ばし、自信をつけていくことが大切です。

定期的に学校や家庭での困難さや様子を共有できる場があるとなお良いです。

講師側も、学校や家庭での様子や困りごとが分かれば授業に反映できますし、保護者の方とのちょっとした雑談から困りごとへのより良い対応が見付かることもあります。

講師と保護者の方が手を取り合って子どもの伴走者になるイメージで塾を活用していけると子どもの特性に合わせて能力を伸ばしやすいと思います。

お子さんが通塾を通して勉強やソーシャルスキルに自信を持ち、さらにステップアップ出来る架け橋になるような塾をえらびたいですね。

今はどの塾でも発達障害のあるお子さんを担当したことがある塾講師も増えていますし、発達障害専門の塾にこだわることなくお子さまに合う学習塾、塾講師に出会えることを願っております。

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