今回は小学校一年生が英検四級に合格するために、我が家の実践方法をご紹介したいと思います。
ここでは、英語を生活の一部にして英単語を覚え、聞く力を鍛え、読む力を鍛える方法についてお話ししていきます。
毎日楽しくやっていたことが、小学生までに英検を受けられるレベルまでに育っていきますよ。
英単語の覚え方
2歳の時、某英語教室の体験を受けました。
教室の先生が、娘に身近な野菜や日用品を指しながら、「これ何だ?」と日本語で回答することを前提に質問をされましたが、娘は普段の遊びの中でそれらの英単語を知っていたので、「かぼちゃ」「なす」・・・など、すべて英語で答えました。
その様子から、今はお金を出して教室に行く必要はないなと確信して教室を去ったのを覚えています。
どうやってたくさんの単語を覚えていくか?
遊びながらです!!
幼児は楽しくなければ興味も持たず、テキストや机上の勉強というスタイル全体悪いイメージになってしまいかねません。
遊びの中に英語を入れていく一つの例として、絵本を読み聞かせるときは英語の絵本を使い、出てきた動物や食べ物など、日本語で「犬いるね~。」と言うところを英語で言ってあげます。
私は頭が柔軟ではなかったため、英語への言い換えも難しく感じた当初は、日本語の絵本を買う代わりに海外の子ども達が読んでいる物を購入することにしました。
書店などではまだまだ数も少ないですが、現在はフリマアプリやネット通販では格安で良質の洋書が売られています。
絵本選びで大事なのが、お子さんが仕掛け絵本やオノマトペ、文字が少ない絵本が楽しい時期は、英語の絵本にもそれと同じ物を探すことです。
日本で出版された、英語の言葉辞典のような絵本ももちろん活用できますが、海外の絵本を選ぶことで、幼児期にしか使わない言葉が使われていて、例えば「いない、いない、ばあ!!」は英語で「 Peek-a-boo(ピーカ・ブー)」。親も勉強になりますし、英語の世界をまるごと楽しむ感覚が味わえます。
絵本以外には、フラッシュカードでカルタ遊びのように遊んだり、ハロウィンやクリスマスの時期には、季節に合わせた絵本に加え、ビンゴで単語を覚えて遊んだりもしました。
Pinterestなどには、海外のたくさんのアイディアが紹介されており、中には無料でダウンロードできるものもあります。
聞く力を鍛える
英検を受ける前に、試しに過去問をやりました。
リスニングの練習をすると、娘は不正解の解答を聞いて、「こんなこと言ったら変だよね~!!」と笑い始めます。
リスニングの力を育てていたのは、朝と夕方のテレビ時間、車の移動は英語のアニメを観せると決めて、見せていたからだと思います。
朝の家事、夕飯の支度の時間はテレビの力を借りているご家庭が多くいると思いますが、そのテレビの習慣を英語の動画に変えませんか?
小さければ小さいほど抵抗なく、英語のテレビを見るのが当たり前になるでしょう。
英語の番組はYoutubeやNetflixですぐに見つけることができます。
初め小さいうちは、歌を流すだけになることもありますが、子どもの興味関心に合わせて一緒に番組を探してみましょう。
我が家もNHKのお姉さんやお兄さんが出ると見るけれど、アニメのような物は興味を示さない時期がありました。
そんな時は人が歌ったり、お話ししたりする英語の動画を探しました。(これが中々時間が掛かった時期です。)
そのうちアニメにも興味を持ってくれる時期には、5分ぐらいで終わるアニメを観て、面白いと笑えるようになりました。お勧めはpeppapigという子豚のアニメです。短くて、幼児あるあるの日常を描いたアニメです。
幼稚園や保育園の時期になると、圧倒的に日本語の方が有利になり、英語は伸びるのだろうかと心配になることがありますが、焦らずその段階で理解できるアニメを選んであげるのが大事です。継続は力なり!!
読む力を鍛える
今ではよく耳にするようになったフォニックス。(フォニックスとはアルファベット毎の発音や綴りと発音の規則性を学び、単語を読めるようにしていく方法)
これを歌で覚えながら、ワークやゲームでくり返し覚えていきました。
そのうち3つのアルファベットからなる単語が読めるようになってきたら、少しずつ長い綴りの単語を読んでいきます。
フォニックスの規則で読めない単語もあるので、それらはフラッシュカードなどで覚えさせたら、あとは毎日短い英文の絵本を音読していきました。
1、フォニックス遊んで覚えるお勧めアプリ Khan Academy Kids
https://khankids.zendesk.com/hc/en-us/articles/360004559231-Welcome-to-Khan-Academy-Kids
2,3つのアルファベットで読めるお勧めの本 bob booksシリーズ
出版者:Scholastic (2006/5/1)
ISBN-13 : 978-0439845007
まとめ
小さな頃から英語に触れさせていくことで、結果的に英検合格がスムーズになっていました。
現在、幼児向けに英語の教室やイベントなどもたくさんあり、将来のためにと不安になって検討している方もいらっしゃるかもしれまん。
しかし、英語の教室やイベントに参加をしただけでは、英語は理解できるようにならないでしょう。ピアノなどのレッスンと同様、家でどれだけやるかで差が出てきます。
やるからには、ぜひお子さんがどこまで英語を身につけて欲しいのか目標を決め、親御さんも子どもの成長過程を楽しみながら、一緒に成長するつもりで取り組んでいただきたいと思います。
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