・当サイト管理人
・塾関係者
中学3年生は高校受験があります。
高校受験では私立を受ける場合、各高校が定めている内申基準をクリアする必要があります。
その際、内申が足りない場合は各検定合格での加点で基準を満たすケースが多いです。
塾業界にいて毎年感じるのですが、英検も漢検も年に3回しか試験をやっていないと思い込んでいる生徒と保護者は多いです。
「英検も漢検もほぼ毎日試験を受けられますよ」
と伝えるとけっこうなご家庭が「そうなんですか!」と驚かれます。
CBTならほぼ毎日試験が受けられます
最初に結論を述べると、
英検も漢検もCBTを利用すればほぼ毎日受検が可能です。
しかも好きな時間で。
*厳密には英検は月によって試験日数が異なるのでご了承ください。それでも月に20日くらいはやっています。
CBTとは、
Computer(コンピュータ)
Based(ベースド)
Testing(テスティング)
の略称で、コンピュータを使った試験になります。
ペーパーテストのように鉛筆を使いません。
記述問題もキーボードで入力していくので、基本的なパソコン操作はできる必要があります。
(とはいえ、”操作が分からなかった”という生徒は見たことがないのであまり心配ないかと)
英検S-CBTの特徴
以下に英検S-CBTの特徴を挙げます。
- 月に20日くらいは試験をやっている
- 時間も選べる
- 二次試験なし
→1日でスピーキングテストまで終了 - 資格はペーパーと同じなので高校受験の加点として使える
- 3級~準1級まで受検可
英検の場合は1日で完結というのも大きなメリットです。
毎年「部活の引退試合と英検二次の試験日が重なった・・・」という生徒がいますから。
唯一と言えるデメリットは「3級から受検可」という点です。なので5級や4級は受検できません。
まあ、入試で見られるのは3級以上なのであまり大きなデメリットではないですが。
いつ受検できるか、試験時間は何時からか、会場はどこにあるのか、という詳しい情報を知りたい方は、以下のリンク先から申し込みページへ進んでみてください。最初の受検級と都道府県を入力すると試験日・試験時間・会場が確認できます。試してみてください。
漢検CBTの特徴
続いて漢検CBTの特徴です。
- 試験4日前まで申し込み可
- 10日で結果が出る
- ほぼ毎日実施
- 7~2級まで受検可
- 会場によっては満席になりやすい
漢検は年末年始を除きほぼ毎日試験をやっています。
また受検~結果判明まで早いので、高校の個別相談直前に受けても間に合う可能性があります。
ただし、受験シーズンは満席になることが多いのでご注意を。
試験日や会場などを知りたいかたは以下のリンク→漢検CBT受検申し込みに進んでご確認ください。
CBTで受けても各HPで書かれているとおり合格すればペーパーテストと同じ資格がもらえます。
時期によっては、「学校行事が…」「部活が…」「家の都合で…」と何かと忙しくもなります。
CBTであれば受検日や時間を選べるので、利用するのもアリかと思います。
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