今回は都立東大和高校(全日制・普通科)の合格基準について書いてみます。
本記事を読む前に以下の点について必ずご確認ください。
- 各数値は合格率60%を想定しています。4割程度は不合格の可能性もあることをご理解ください。
- 各数値は昨年度の倍率を考慮しています。昨年度から倍率が上下すればボーダーも上下します。
- 本記事で示す数値はR5年度入試検査問題(平均点が高い年度)くらいの難易度を想定したものです。
後述しますが平均点が下がる可能性あるので、ここで示されている数字より今年度のボーダーは下がるかも知れません。 - 各数値は当サイトが独自に調査・算出したものです。
- 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任は負いかねます。出願はご自身の判断でお願い致します。心配な方は学校の担任や進路指導の先生、塾の先生に相談しましょう。
また、本記事では都立高校男女別定員の撤廃を想定して、男女同一基準で合格点などを挙げていきます。
では、合格点を見ていきましょう。
合計点(当日点+内申)は1,000点満点です。
スピーキングの20点分は含んでいません!
都立東大和高校の合格点は625点,換算内申は44,偏差値は47
最初に結論から。
東大和高校 合格基準 | |
---|---|
合計点 | 625点 |
当日点 | 305点 |
換算内申 | 44 |
偏差値 | 47 |
以下で詳しく解説します。
合計で625点
まずは合計点から。
合計点とは当日点700点+調査書300点の1,000点満点にした点です。
なお、スピーキングテスト20点分は本稿では考慮していません。
(厳密には合計点1,000点+スピーキング20点の1,020点満点で合否が決まります)
東大和高校の合格ラインは625点です。
「当日5科で何点くらい取ればよいのか?」
「内申はどれくらあれば合格が狙えるのか?」といったことは以下で示していきます。
合計点は625点
当日点は305点くらい
当日点は一般入試の点数です。
国数英社理それぞれ100点満点で学力検査を行います。
5科で500点満点になりますが、これを1.4倍して700点満点にします。
ですが、ここでは分かりやすいように「1.4倍にする前=500点満点でどれくらい取ればよいのか」を出してみます。
東大和高校を受かるかどうかの目安として当日は305点くらいは欲しいところです。
なので5科で61点平均が目安になります。
都立入試では理科・社会でけっこう差が出ます。
「都立の理社ってこんなに難しいの!?」と驚く生徒が毎年いるので、12月上旬には過去問に触れておきどれくらいの難度かを体感した上で、その後の勉強プランを考えるとよいでしょう。
5科合計305点/平均61点
換算内申は44程度
次に換算内申です。
換算内申の求め方は以下です。
(5科素内申)+(実技4科素内申×2)
=換算内申
換算内申は65が満点ですが、これを300点満点にしたものが調査書点です。
(あなたの換算内申)÷65×300=調査書点
と説明してきましたが、ややこしいと思うので「内申はどれくらいあればいいのか」を示してみます。
東大和高校に合格できるかは換算内申44が目安となります。
ざっくりと言えば平均評定3.4くらい、「3」が5コに、「4」が4コというのが目安です。
内申は「3」が5コ,「4」が4コ
偏差値
偏差値は47が目安です。
これくらいの偏差値があれば先ほど挙げた当日点は取れる可能性が高いです。
おそらく皆さんはVもぎ(進研)かWもぎ(新教育)を受検していると思います。
ですが、VとWが発表している合格基準は異なります。
(イヤ、ホントに20点とか30点も差がある場合も)
なので心配な人は両方とも受検しておくといいと思います。
特にWを受けた人は必ずVも受検しておきましょう。
偏差値は47が目安
最後に
以上、東大和高校の合格の目安でした。
冒頭の注意点は再度確認しておきましょう。
特に倍率と入試問題の平均点です。
今回の数値はR5年度の入試結果を強く意識した数値を算出しています。
倍率が上がれば合格ボーダーが上がるし、入試問題が易しければやっぱりボーダーは上がります。ここは注意しておきましょう。
最後に参考までに東大和高校の一般入試実質倍率を上げておきます。
この倍率も男女同一選抜とした数値です。
東大和高校 実質倍率 | |
---|---|
R5年度 | 1.23倍 |
R4年度 | 1.17倍 |
R3年度 | 1.15倍 |
以上、東大和高校の合格ライン,点数,内申,偏差値についてでした。
受験生のみなさん、最後まで頑張りましょう!
- 合格点は625点
- 当日点は5科305点/平均61点
- 換算内申44
- 偏差値は47
- 評定で「3」が5コ、「4」が4コ
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