通信講座のメリットとおすすめポイント-親目線&塾講師目線

前回通信講座のデメリットについて書いたので今回はメリットについて書いてみようと思います。
(参考記事:通信講座のデメリットと注意点-親目線&塾講師目線)

一応、小学生・中学生のお子さんがいる方向けの内容になっています。

今回も一般的な進学塾と比較をしながらお話を進めます。

最初に通信講座のメリットを挙げます。

  • 安い
  • 多くの科目を勉強できる
  • 自宅で受講できる
  • 効率よく勉強できる

特徴としては以上4点です。

以下では各項目について詳しく述べていきます。

かなりの長文です。
「気になるところだけ読みたい!」という方は目次を開いてその項目にジャンプしてください。

安い

通信講座のメリットその1は受講料の安さです。

まず最初にいわゆる学習塾の料金について確認しておきます。

塾代はいくら?

地域によって違うと思いますが、消費税込みでだいたいこれくらいの月謝です。

小学生(2科:国語と算数)
・KUMON:15,400円/月*東京・神奈川
・学習塾:10,000円程度/月
中学1,2年生(2科:英語と数学)
・KUMON:17,600円/月*東京・神奈川
・学習塾:18,000円程度/月
中学3年生(5科:英数国理社)
・KUMON→理社の設定がありません
・学習塾:32,000円程度/月

ここで一般的な進学塾の1年間に必要なお金を出しておきます。
授業料はもちろん、教材費、維持費、テキスト費、模試費・各講習費全てを含んだおおまかな金額です。

1年間塾に通うのに必要なお金

  • 小学生:20万円
  • 中学1,2年生:35万円
  • 中学3年生:60万円

塾へ通うのはけっこうな額のお金が必要ですね。

なお、合宿や特別講座が頻繁にある塾だとこれ以上のお金が必要です。

高校受験が終わるまで通うとなると以下のお金がかかります。

  • 小5~中3まで通う→170万円/5年
  • 中1~中まで通う→130万円/3年

SUZUKIのアルトなら新車で買えそうな額となります。

通信講座の料金

次に通信講座の料金です。

ここではスマイゼミ、進研ゼミ、スタディサプリを出してみます。

注意点としては科目数です。

塾では2科or5科で出しましたが、通信講座は全教科が標準配信ということです。
*スマイルゼミと進研ゼミは学年により受講料が異なります。
*受講料は支払い方法などにより異なります。

小学5年生
・スマイルゼミ:5,200円~/月(税抜)
・進研ゼミ:5,320円~/月(税込)
・スタディサプリ:1,980円~/月(税抜)
中学1年生
・スマイルゼミ:5,980円~/月(税抜)
・進研ゼミ:5,980円~/月(税込)
・スタディサプリ:1,980円~/月(税抜)
中学3年生
・スマイルゼミ:6,980円~/月(税抜)
・進研ゼミ:6,890円~/月(税込)
・スタディサプリ:1,980円~/月(税抜)

各社標準コースでも内容的に充実しているので、上記のお金で十分に勉強できると思います。

やっぱり塾と比べると費用面でのお得感はありますね。

ここらで料金についてまとめます。

まずは1年間の授業料です。
*管理人調べ-2010年7月現在
*スマイルゼミと進研ゼミは2社の平均値

Smileゼミ
進研ゼミ
スタディ
サプリ
小5 20.0万円 6.6万円 2.5万円
中1 35.0万円 7.5万円 2.5万円
中3 60.0万円 8.3万円 2.5万円
塾VSスマイルゼミ/進研ゼミ
~料金比較~
・小学5年生→約14万円お得
・中学1,2年生→約27万円お得
・中学3年生→約52万円お得
さらに高校受験までで比較すると・・・

  • 小5~中3で・・・約130万円お得
  • 中1~中3で・・・約100万円お得

*スタディサプリだともっともっとお得になります。

こどもちゃれんじ
スマイルゼミ
進研ゼミ小学講座
スタディサプリ
進研ゼミ中学講座

多くの科目を勉強できる

先ほどの項でも少し触れましたが、以下の点が塾・通信講座の違いです。

  • 通信講座はたくさん勉強できる
  • 特に各検定、プログラミング、英語系のコンテンツが充実

これだけだとちょっと分からないので詳しく説明します。

塾・通信講座はたくさん勉強できる

通信講座各社ともに標準コースでけっこうなことが学べます。

5科(国語・算数・理科・社会・英語)がセットで標準配信なのは当たり前です。

以下で各社のプラスアルファで学べる講座の例を挙げます。

特別にオプションをつけなくても基本料金で学べるものです。

スタディサプリの特徴
・漢字検定対策が標準配信
・小学生だって英語も標準配信
・歴史マンガとかも読めます
・プログラミング、賢くなる系パズルが豊富
進研ゼミの特徴
・英検対策ライブ授業も無料
・実技教科も勉強できて内申対策もバッチリ
・電子書籍1000冊を用意
・全国テストも受験できます
スタディサプリ
・全学年の授業動画を視聴可能
・英検対策講座もあります
・教科書準拠の試験対策授業も標準配信
・全都道府県の公立高校過去問解説動画もあります

こうみると各社プログラムがかなり充実しています。

上手に活用すると検定対策本を買う必要もないし、賢くなる系のドリルとかも買わなくて済むのでコスパは相当いいかと思いますよ。
(あとは使いこなせるかだ!)

中学生であれば内申対策として実技教科の勉強も不可欠です。

塾との比較で科目単科を計算すると・・・
塾→1教科6~7,000円
通信講座→1教科800円以下
とかなりコスパに優れているのがわかりますね。

ベースとなる英数国理社だけでなくIQやEQを伸ばせるコンテンツだったり、資料集や図鑑も充実しているので総合的に見るとかなり充実したものになっているんじゃないかと思います。

自宅で受講できる

これは単に「コロナのことを考えると・・・」というものではありません。

以下の2点で「自宅で学習できる」というのが通信講座の強みです。

保護者の負担

保護者目線で見てみると塾に通った場合経済的負担も大きいのですが、もっと負担になるものがあります。

それは送迎です。

お子さんが女の子の場合、通塾時の安全面を考えて車で送迎されるご家庭はかなりの割合になります。

また、部活をやっている子だったり家から塾まで距離がある子も、授業に間に合うよう車で塾に通います。

お子さんが中学生であれば、自分の仕事が終わって自宅に帰り、食事の準備を急いでして子どもにご飯を食べさせ、車で塾まで送り届けなきゃいけません。

塾に行くとなると中学3年生であれば週4日は通うようになります。

春・夏・冬の各講習も毎日のように授業があります。

そう考えると、お父さんお母さんの負担は結構大きいですよね。

子どもは時間の制約を受けない

塾は時間割が決まっています。

基本的にはその曜日・その時間に行ければ授業を受けることができません。

特にスポーツのクラブチームに入っている子や、他の習い事をやっている子にとっては、この時間の縛りがネックになります。

そういう点では通信講座のほうが使い勝手が良かったりします。

机に向かえる時間にやればいいので。

効率よく勉強できる

実は通信講座って効率よく勉強できるんです。

たとえば、学校や塾の授業を想像してみてください。

「そこはわかっているので、早く次に進んでほしい」

「もう一度同じところの説明を聞きたい」

「自分はもう解き終わっているのに、他の子が終わっていない。答え合わせまで待っている時間がムダに感じる」

「もう書ける漢字なのに、書き取りの宿題が出た。コレってやる意味あるの?」

「他の子が騒いでいて授業に集中できない」

とか思いますよね?

 

こういうのが通信講座にはありません。

理解できていればチャプターを送って次の単元に進めます。

分からなければ、もう一度再生したり、説明を読めばいいんです。

タブレット型であれば答え合わせは秒で終わります。他の子を待つ必要はありません。

自分に必要のない宿題が出ることもありません。

勉強の邪魔をする人もいません。

小学校5年生のウチの子はスタディサプリをやっています。

算数は苦手なので、4年生の動画を見て復習をしています。

社会は得意なので中学生の動画で先取りしています。

要はお子さんそれぞれの学習状況・習熟状況にあった勉強が可能ということです。

こういうのは画一的な授業の学校や塾ではできないことです。
(個別指導塾に行くと授業料はかなり高くなるし・・・)

 

ムダな時間やムだな努力をしなくていい。

自分が必要なものを学べばいい。

使い方次第でいいことがたくさんあるのが通信講座の良さかと思います。

まとめ

ここまで長々と「通信講座のメリットと注意点-親目線&塾講師目線」について書いてきました。

めちゃくちゃメリットのある通信講座ですが、当然きちんと取り組まないと意味がありません。

お子さんの性格や、各ご家庭の状況等を考えていただき、「やってみようかな」と思われるのであれば、通信講座各社の資料を取り寄せてみてもいいかと思います。

けっこう魅力的な内容になっていますよ!

  • 安い=費用の節約
  • 多くの科目が勉強できる=内申対策に有効
  • 自宅で学習できる=時間の節約
  • 効率よく勉強できる=ムダな時間や努力の節約
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