- 実際のスマイルゼミ受講者の感想
- スマイルゼミの特色、良い点
- スマイルゼミの注意点、悪い点
この記事は約20,000字あります。
とっても長いので、サクッと読みたい方は下の目次から気になる項目にジャンプしてお読みください。
スマイルゼミ小学生の料金
最初に料金関係について。
以下の料金は税抜きです。
学年 | 標準クラス | 発展クラス |
1年生 | 2,980円 | 3,480円 |
2年生 | 3,200円 | 4,000円 |
3年生 | 3,800円 | 4,700円 |
4年生 | 4,400円 | 5,300円 |
5年生 | 5,200円 | 6,100円 |
6年生 | 5,700円 | 6,600円 |
*最新の受講料は公式HPでご確認ください。
上記は12ヶ月一括払いの料金です。
支払いは、
- 毎月払い
- 6ヶ月一括払い
- 12ヶ月一括払い
が選べ、支払い方法によって受講料が異なります。
公式HPでオプション講座も含めた受講料のシミュレーションが簡単に出来るので、気になる方は確認してみましょう。

下のリンクから飛んだページの最下部にある「会費のご案内」で確認してみてください。
スマホの場合はTOPページ右上の「MENU→会費」のご案内で確認できます。
また、入会時に専用タブレットを購入する必要があります。
費用は12ヶ月利用を条件に9,980円となっています。
(分割払いにも対応)
*スマイルゼミを退会したあとはAndroidタブレットとして利用可能です。このあたりの詳細も公式HPで確認してみてください。
小学1年生の口コミ
小学校1年生の受講者口コミです。
A.Mさん の感想
コロナ禍により小学校が昨年の4月に長期間、休講になってしまいました。
勉強時間の確保という観点から、学校の授業の代わりに子供の学習になるものを探していたところ、スマイルゼミを見つけ受講を開始しました。
視力低下が心配
子供が熱中して取り組んでいると、タブレットの画面と顔が近づいており、視力を悪くする恐れがあります。
そこで、私は子供が取り組んでいるときは、近くにいて子供任せにはせず、タブレットに顔が近づいたら注意するようにしています。
どの科目もバランスよく学べます
スマイルゼミはやるべきミッションが、その日ごとにログインするたびに用意されています。
何をやったらよいか、いちいち考える必要がないので、子供一人でも操作して使えるようになっているのが魅力的です。
ミッションも科目ごとのバランスが考えられているので、好きな科目だけやることもないので良いです。
D.Fさん の感想
ウチの子は年長からスマイルゼミを始めました。
始めた目的は2つあって、
- 学習習慣を身につける
- 小学校の入学準備
です。
今回は受講を始めて1年が経っての感想を書いてみたいと思います。
受講を検討されている方の参考になれば幸いです。
長所・メリット・特色
- 取り組むまでのハードルが低い
- 特別講座や英語が充実
短所・デメリット・注意点
- 問題は難しくない
- ハイレベルなものを求めるご家庭には不向き
学習習慣が身についた
これはあくまでウチの場合です。
他のお子さんやご家庭に当てはまるかは分かりません。
ですが、結論から言えばしっかりと学習習慣は身につきました。
個人的にはスマイルゼミの魅力のひとつに、
「勉強へのハードルの低さ」
があると考えています。
保護者の方も記憶にあると思いますが、
「テキストやワークを取り出して机に向かう」
というのは、それだけで何だか面倒な気がします。
タブレット学習のスマイルゼミはそれがいいか悪いかは別にして、ソファーであったりベッドの上でも気軽に勉強できちゃいます。
実際、Switchやyoutube大好きなウチの子も、
「学校から帰ったらまずスマイルゼミ」
というのが習慣化しました。
特別講座や英語が充実
国語や算数がきちんと学べるのは当然なのですが、個人的には特別講座や英語がいいなと感じています。
特別講座でいいなと思ったのが以下のものです。
- 作文
- 観察
- ブロックパズル
作文と観察は、公立一貫校の受検準備としても有用かと思います。
基本的な作文の書き方が学べます。
観察ノートは低学年向けの中高一貫対策テキストでもよく見られるものです。
将来的には適性検査型入試が当たり前の時代になるので、「今のうちから準備を」というご家庭にいいんじゃないでしょうか。
また、英語もけっこう(?)ちゃんとしています。
1年生なので、まだまだ単語ばかりの勉強ですが、それでもかなりの数の単語を覚えています。
ネイティブの発音を繰り返し聞けるし、実際に子どもが発声したものをAIがきちんと認識して評価してくれます。
楽しく英語を始めたいという方にはオススメです。
スマイルゼミの注意点
私が考えるスマイルゼミの注意点は以下です。
- 問題は難しくない
- 選択問題が多い
以上の2です。
問題自体のレベルがやさしめなので、応用力や思考力をどんどんつけたいというご家庭には不向きと思われます。
また、選択問題が多いので悪く言えば「考えなくても答えが出ちゃう」というデメリットもあります。
もちろん、勉強が苦手なお子さんでも、ある程度進められるという良さにもなるのですが、「ハイレベルなものをやらせたい」というご家庭はZ会のほうがいいかと思います。
参考記事:スマイルゼミとZ会を併用してます~どうして両方?違いは?~
検討中の方へ
以上、1年生のウチの子がやっているスマイルゼミのレビューでした。
我が家は共働き家庭で、KUMONや塾に通うとなると送り迎えが難しいため通信教育をやっています。
子どもが一人で通えるような年齢になるまでは続けていくつもりです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
T.Kさん の感想
小学生の娘に、自宅で有効に学習力をつけさせる事が目的でスマイルゼミを受講させています。
便利だが「ながら学習」に注意
タブレット一台で学習する事ができるのでとても便利です。
しかし、その便利さゆえに寝転がりながらやTVを見ながらダラダラとながら学習してしまう習慣がつきやすい点がデメリットかと思います。
1年生のうちはやはり勉強の取り組む姿勢を含めて親もある程度見ていたほうがよいでしょう。
無料体験で試しておいたほうがいい
何と言っても、タブレット一台で学習出来る手軽さと便利さが一番のメリットです。
気軽に学習できるので、抵抗感なくスムーズに日々学習する習慣が身に付きました。
\ 標準配信のプログラミング /
2週間の無料お試し期間があるというのも魅力です。
まずは試してみて合う合わないを判断できるという点は、
「タブレット学習って実際どうなの?」
と思っていた我が家には非常にありがたかったです。
小学2年生の口コミ
小学校2年生の口コミです。
K.Sさん の感想
勉強をする習慣をつけたいというのが1番の理由で受講を始めました。
あとは理解力を高めてほしいというのがありました。
習慣付けは
1度やれば楽しいようですが、始めるまでに声がけがまだまだ必要です。
これは子供のタイプにもよるかもしれません。
「自分から進んで」というタイプではないウチの子は、習慣づけという点ではもうちょっと時間がかかりそうです。
「分からない」ということはほとんどない
動画で説明がきちんとあったりして、従来の通信教育で紙で行うタイプとは違います。
わからないということはほとんどないですし、英語もあって発音があるのでとても良いと思います。
子供が楽しく取り組めるような工夫もあったり、ゲーム感覚になっている部分も良いのではないかと思います。
S.Yさん の感想
現在小学2年生の子供の母親です。
共働きで子供の勉強が十分にみられないため、家庭学習用に「スマイルゼミ」を受講しています。
「スマイルゼミ」はタブレット教材で、ラインのような機能があり、留守番中でも、親のスマホと連絡が取りあえるのが魅力です。
共働き夫婦にぴったりの学習教材だと思い、こちらに決めました。
学校の授業に沿った学習内容
満足している点は、学校の授業に沿った学習内容が学べるところです。
学校の教科書に合わせて、学習が進むので、親が教材をあれこれ準備する手間がありません。
また、学力に応じて、「標準クラス」と「発展クラス」があります。
標準クラスは通常の学力程度の内容で、発展クラスは、2割ほど学習量が多く難易度も上がります。
うちの子供は発展クラスを申し込んでいます。
ゆくゆくは中学受験も視野に入れているので、「発展クラス」で学力を高めていけるのはありがたいです。
さらに、英語やプログラミングのコンテンツが充実しています。
英語もプログラミングも、親の世代ではなかなか教えるのが難しい分野です。
「スマイルゼミ」の英語は、ネイティブの発音練習ができ、2年生の時点から、英語学習に触れることができます。
|ネイティブスピーカーが物語(シンデレラ)を朗読 |
また、プログラミングは、動く映像学習で分かりやすく、子供も夢中になって学んでいます。
WiFi環境は必須
不満な点は、タブレット学習はAIが対応するで、強制力がありません。
子どもがやる気になって、タブレットを開かないと、いつまでたっても学習が始まらないので、親が声掛けする必要があります。
また、WiFi環境が必須になりますので、Wi-Fiがないご家庭は、そちらの準備も必要になります。
さらに、受講料はほかのタブレット教材に比べて高めです。
よく「チャレンジタッチ」との比較を取り上げられますが、受講料は「スマイルゼミ」のほうが月数百円ほど高くなります。
参考記事:進研ゼミ【小学生】チャレンジ&タッチの受講者口コミと比較
検討中の方へ
個人的には以下のタイプのお子さんにはスマイルゼミはあんまり向いていないかなという印象です。
- タブレット学習に興味がない子。
- 一人学習が苦手な子。
- 人前で発表したり、先生に質問するのが好きな子。
一方で、
- 共働きで、子供の勉強を十分見てあげられないご家庭
- 離れていても、子供と連絡を取りたい保護者
- タブレット学習に興味がある子
- 中学受験を視野に入れて、家庭での学習を強化したい子
には、合っていると思うので受講を検討してみてもいいと感じます。
T.Yさん の感想
新型コロナウイルスで学校が休校となり、自宅でできる勉強を探していました。
親がいなくても自学自習できそうという点でスマイルゼミを受講することにしました。
タブレット学習への不安も
基本的に紙のテキストがないため、マーカーで書き込んだり手でメモ書きするといったことができません。
タブレットは非常に便利ですが、紙のテキストで勉強してきた親世代にとって少し不安があります。
センセイがいなくても勉強できる
正答をタブレットの中で完結できるので、先生がいなくても画面の中に教えてくれる人がいるような強い安心感があります。
ネット環境さえ整えておけば、コロナ禍で通塾ができなくても自宅学習が進んでメリットを感じました。
みまもるトークを使えば学習進捗状況を把握しながら、メッセージで励ましたりできるのも良いところだと思いますよ。
小学3年生の口コミ
3年生の受講者口コミです。
T.Yさん の感想
小学校3年生ですが漢字が苦手がです。
塾などには行っておらず、なかなか勉強しないので楽しく勉強できるスマイルゼミを受講しています。
勉強以外のツールには注意
ちょっと勉強しただけですぐにごほうびのゲームができてしまいます。
ゲームができる時間は親が決められますが、ゲームができるようになるまでがけっこう簡単です(これは親が設定できません)。
なので、ちょっと勉強したたけで、ゲームをすることがあります。
あと、アバターをつくることができたり、背景をかえることができたり、写真を撮ってそれを加工して親へのメッセージで送ったりできます。
それはそれで暇潰しのように遊べるのでいい面でもあるのですが、勉強が嫌でついついそんなところをいじってしまって結局勉強の時間が短くなったりということもありました。
ハマれば頑張ります
漢字は覚えたらメダルをもらえるようになっていて、がんばってやっています。
あと、勉強して正解すると☆をもらえて、星がたまると(?)カードをもらえます。
そのカードが鉱石や生きものだったりして、子どもがめちゃめちゃハマっていました。
モチベーションにはなるようです。
問題も解き方もアニメーションと音声で分かりやすく説明してくれるところはタブレットならではの良さだと思います。
F.Oさん の感想
現在、9歳の息子はスマイルゼミ標準クラスを受講しています。
受講前は学校の宿題を終わらせるのがやっとで他の家庭学習はしていませんでした。
そんな息子に家庭での学習習慣を身につけてほしいと思ったのがスマイルゼミを始めたきっかけです。
長所・メリット・特色
- 勉強に集中できる
- 全てがタブレット1台で完結
- お子さんの英語の発音をAIが判定
短所・デメリット・注意点
- 豪華な付録はない
- タブレットは1年以上の継続が前提
学習専用タブレットで勉強に集中
スマイルゼミは学習専用のタブレットを使用します。
アプリを自由にダウンロードできないため、学習に集中できます。
通信教育サービスの中には、家庭でお使いのタブレットやスマートフォンから学習できるものもあります。
ゲームやYouTubeが好きなお子さんは学習の途中で他の遊びをしてしまうことが考えられるので注意が必要ですが、スマイルゼミならその心配は不要です。
また、スマイルゼミには、他のタブレット型学習サービスにあるような紙の教材や付録が一切ありません。
すべての教科や学力診断テストまでタブレット一台で完結するため、どんどん増えていく教材や付録の置き場所に困りません。
紙の教材にはないタブレット教材ならではの良さ
英語の学習はタブレット教材のメリットを最大限発揮しています。
自分とお手本の発音を聴き比べる課題があります。
流れてくるお手本の発音を聴いたあとに、自分の発音を録音し、再生して比べるといった学習です。
/ 子どもの声を認識して評価を判定してくれます \
タブレット学習だからできる生きた英語が学べます。
息子も「同じような発音したい!」と良い評価をもらうまで繰り返し挑戦しています。
また、プログラミング学習は他の教科にはない新鮮さがあります。
キャラクターを目的地まで到着させるために指令を与える課題があります。
紙の教材では学べない「動き」を使ったプログラミング学習は、ゲームが好きな息子も、「今度はどんな指令だろう?」と好奇心をくすぐられるようです。
スマイルゼミの注意点
スマイルゼミはタブレットに関する注意点があります。
スマイルゼミの専用タブレットは12ヵ月以上の継続利用を前提としているため、期間を満たさずに退会する場合は別途支払いが生じます。
6ヵ月以上、12ヵ月未満で退会された場合は6,980円、6ヵ月未満で退会された場合は29,820円を支払わなければいけません。
6ヵ月未満と6ヵ月以上で22,840円の差があるため、退会するときは入会日を確認して退会時期を検討したほうがよいかもしれません。
検討中の方へ
スマイルゼミを始めて1年が過ぎ最初のころと比べると進んで学習するようになりました。
また私も息子の得意な教科、苦手な教科がわかりました。
スマイルゼミに限ったことではありませんがどんな学習方法でも親のサポートは必要だなと感じました。
教材を与えて押し付けるだけではなく、子どものがんばりを共有し応援していく姿勢が大切です。
「がんばっているのをちゃんと見ているよ」というメッセージが伝わると、子どももやる気が出ます。
タブレットを上手に利用して、勉強を習慣化できるとよいですね。
H.Kさん の感想
初めのころは、進研ゼミを受講させていましたが、今の時代紙と鉛筆はないなと思い、スマイルゼミに変更する事にしました。
またスマイルゼミには、プログラミング講座がついていましたので今の時代にマッチしていることもその理由です。
\ 標準配信のプログラミング /
専用タブレットが必要
専用のタブレット端末が必要なところ、PCで受講出来る様になっていれば良かったなと思います。
受講料がもう少し安くなってくれないかと思います。
今はどうか分かりませんが、申し込みしてもなかなかタブレットが届きませんでした。
(昨春はコロナ休校があった影響で申し込みが殺到、端末の生産が追いつかなかったそうです)
反復学習に向いている
間違えたところなどは何度もくりかえし復習出来るところがいいです。
特にテスト前などに役に立ちます。
また、ゲームが付いているので子供のやる気がやや出ます!
解答した後に直ぐに正解か不正解かがわかるため、正解するまで、何がいけないかが分かりやすいです。
また、アニメーションと音声付きの解説が分かりやすいのも長所だと思います。
小学4年生の口コミ
小学4年生の口コミです。
U.Rさん の感想
コロナの感染症対策などで自宅待機になった時などに自宅でゆっくり勉強できると思い受講しています。
暗い場所での使用は注意
どうしても暗い場所で使用してしまう可能性があり、目が悪くなる心配がある。
使う場所は気をつけて使用するようにしています。
操作は簡単
少し料金が高めなので誰にでも利用できるわけではない。
感染症の緊急事態宣言などで、外出が困難な場合や病菌などの時でも自宅でゆっくり学習することができるのは安心。
文字も大きくわかりやすくカラーのセンスもよい。
特に難しい操作がなくだれにでも利用することができます。
ややこしい操作がなどがないのでマニュアルも不要で直感的に使うことができます。
K.Sさん の感想
コロナで休校になったので勉強に遅れを取らないようにするため受講を始めました。
デメリットは
特に問題はありませんが、子どもが全て一月の分を終わらせているか、ゲームばかりしていないかの確認は必要かと思います。
あとはタブレットに慣れてしまい、紙でするとなかなか勉強しないかも知れません。
継続できる仕組み
子どもが食いつくような方法が考えられています。
勉強したら、コインがたまり、ゲームができるようになるので頑張って勉強しています。
あとは5教科あり、特に英語は聞き取りもあるので、耳慣れもできて良いなと思いますが、塾に比べたら安い良いかなと思います。
\ スマイルゼミ受講者は漢字検定の受検料がお得! /
引用:スマイルゼミ
小学5年生の口コミ
小学5年生の口コミです。
U.Rさん の感想
現在小学校5年生です。
以前は別の某通信講座を紙で受けていました。
ただ、内容がスタンダード過ぎて同じことの繰り返しが本人にはつまらなかったようで、タブレットに乗り換えるついでに他の通信教育を検討し、こちらに決めました。
問題のレベルバランスがよい
基礎問題と応用問題と我が子にはちょうど良いバランスで含まれているため、子どもは取り組みやすいようです。
また、小さなことなのですが、我が家の子どもは他社の問題は「解きなさい」「答えなさい」と命令形の出題がどうしても嫌だったそうで、スマイルゼミの「答えましょう」「考えましょう」と丁寧な出題方式が気に入っています。
(今後年齢を重ねれば、学校のテストも命令形になっていくので慣れなければいけないとは思うのですが、今のところ子どものやる気を重視しています。)
スマイルゼミの注意点
数字や言葉で解答する問題の際に、数字や言葉を一文字ずつ書いて「決定」を押して認識させなければならないことが、非常に効率が悪いです。
例えば「効率が悪い」と解答する際は、
「効」→決定→「率」→決定→「が」→決定→「悪」→決定→「い」→決定」と作業して初めて「効率が悪い」と認識されます。
その入力に時間がかかり、集中力が途切れがちです。
検討中の方へ
進捗状況はアプリで親の携帯で見ることはできますが、やはりタブレットを毎回見ないと詳細は分からないので、紙で受講するよりも把握しづらいと思います。
親がうるさく言わなくても、自分で進められるようなお子さん、自分のペースで勉強を進められるお子さんにオススメします。
T.Sさん の感想
将来の為、少しでも勉学の環境が整っている学校を受験するために成績アップを目的としてスマイルゼミを受講しています。
タブレット代がかかる
まず誰もが思っている事だとは思いますし受講するにはしょうがない事なのですが、「スマイルゼミ」は専用のタブレットを使用します。
最初にタブレットの費用が1万円程かかってしまう事です。
しかもこの金額は途中で解約すると追加で再度費用を請求されます。
理由は元々4万円程のタブレットらしく、継続して利用する事を前提に1万円程の費用らしいのです。
このシステムは改めてもらいたいものです。
英語標準配信は嬉しい
比較的料金が安い事です。
また、小学コースにも英語が標準搭載されております。
小学生の親で、この英語を最重視する方もいらっしゃいますので英語標準搭載は嬉しいです。
またサポートもしっかりしています。
通信や設定が上手くできなかったりして、サポートに何度か電話をかけたことがありますが、そこの対応は丁寧に教えてくれますよ。
K.Kさん の感想
学校の勉強が難しくなってきたことと、コロナの影響で家にいる時間が増えました。
なので、家で学校の勉強の復習ができたらいいなと思い受講をはじめました。
充電に時間がかかります
タブレットの充電に時間がかかります。
使った後、充電するのを忘れて、使いたいときに使えないこともよくあります。
終わったら必ず充電するなど手際が良い方ではないので、親が気を付けてみる必要があります。
自分で勉強出来る
親が教える必要がないことは長所のひとつです。
始めるまではが、わからないところがあると親が教えていました。
しかし、自分たちが学んだ頃とは違うところもあり、どんな風に教えてらいいのか悩んでいました。
わからないところがあっても動画で確認できるため、自分で解決できるようになり、子供の勉強意欲がアップしました。
\ スマイルゼミ受講者は漢検合格率が高い! /
引用:スマイルゼミ
小学6年生の口コミ
小学6年生の口コミです。
N.Aさん の感想
姉の子供たちが受講していて、実家に来た時、楽しそうに勉強している様子を見たのでウチの子にもスマイルゼミをやらせてみました。
スマイルゼミのみでは不十分かも
低学年のうちはスマイルゼミと自宅学習で良いかもしれません。
でも、高学年になるとそれだけでは十分でないように思いました。
中学生になっても受講し続けるとしたら、塾との併用も考えているところです。
ポジティヴな声かけで学習習慣を
タブレットを使っての学習は子供の自発的な学習習慣を身に着けさせるのに有効です。
そのおかげで、親も自然と、ほら勉強して、まだテレビなの?などのネガティブな声がけではなく、
「もう勉強を始めたの、あら頑張っている!」
などのポジティブな声がけができるので、親子関係も穏やかになります。
K.Kさん の感想
現在小学校6年生です。
勉強を楽しく自宅で学ぶことを目的にスマイルゼミの標準で5教科(国語・数学・理科・社会・英語、プログラミング等)を受講しています。
学校で分からなかったことの復習を中心として教材を使用しています。
スマイルゼミの特徴や特色
学校の学習で理解していない部分を何度も取り組むことが出来る点がスマイルゼミのメリットです。
夏休みや冬休みの宿題などで理解していない部分を重点的に何度でも学び、時には前の学年の内容も振り返りながら学習を行っています。
学習の合間にはプログラミングやゲームなど勉強の休憩も入れることが可能であり、机について学習を楽しくしたいと思った私の目的に合致した学習内容です。
また、学校では少ししか学習しない英語も充実しており、聞き取りや単語なども簡単に学習できることに満足しています。
スマイルゼミの注意点
標準的な問題が多いため、ある程度の考え方が身に付いた後に自信で考えるような少し難しい問題が学習の節ごとの最後に設けて欲しいと感じます。
問題のバラエティーが少ないため答えだけを覚えて満点を取れるため学習の内容を正確に理解しないまま次の学習に進んでいることが度々見受けられるため改善して欲しいです。
検討中の方へ
上で述べたように、演習量や問題パターンの少なさがネックになる部分はあります。
そういう場合は市販のワーク等も必要になる場合もあるかと思います。
一方で、スマイルゼミは
- 学校の学習で少し理解が追い付いていない子
- 学ぶことが楽しいと思って貰えるようにする体制を構築したい方
にとってはオススメできる通信教育だと思います。
塾講師によるスマイルゼミレビュー(1年生)
新小1になった娘がスマイルゼミをやっています。
コロナによる休校措置のため、入学式と教科書配布日の2日しか登校していませんでした。
当然授業はない状態で、学校から出された課題はひらがなの書き取り練習が毎日1枚だけです。
スマイルゼミをやってなかったら、勉強の時間と量が全く確保出来ていないので、それだけでも良かったかなと感じてます。
以下は塾講師をやっている私によるスマイルゼミのレビューです。
・スマイルゼミの中身、内容
・スマイルゼミのGoodとBad
・上手な活用法や注意点 など
【スマイルゼミ小学生コースの特徴】
- 小学1年生~6年生
- 2,980円/月~
- 専用タブレットを使用
- ジャストシステムが製作
- 漢検対策もバッチリ
- 英語が結構よい
- プログラミング的思考、思考力パズルが◎
対象学年
スマイルゼミ小学生コースの対象は小学1年生~6年生です。
ただし、スタディサプリのように全学年のプログラムを受けられるわけではありません。
お子さんの学年の内容のみです。
よって前学年の復習、次学年の予習をどんどんやりたいという方は注意が必要です。
↓ウチの子が受講している小1のプログラム内容です↓
公式ホームページではわかりにくいですが、漢検対策講座や生活のプログラムもあります。
↓画像が見にくくて申し訳ありません。↓
「漢検トリル」と「とくべつこうざ」というタブが見えると思います。
小学1年生の4月「とくべつこうざ」には歌とかダンスとかもあります!
スマイルゼミは学年に応じて必要な科目は全て勉強できます。
・国語
・算数
・英語
・社会
・理科
・生活
・プログラミング
・漢字検定
・英語検定
漢検や英検の対策が出来るのはいいですね。
(漢検の詳細については後述します)
また、プログラミング的思考を養えるものが用意されており、非常に良いかと。
いわゆる、「賢くなる系パズル」のように、論理的思考力や失敗修正能力をつけるのに◎だと思います。
- 小学1年生~6年生まで勉強できる
- 全教科受講可能
- 漢検、英検の対策もあります
- プログラミングは個人的に推しの材料です
*中学生コースは9科完備です。
5科は教科書準拠なので内申対策もバッチリ!
漢検・英検対策プログラムもあります。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
受講料
受講料は受講科目によって異なります。
小学校1年生のウチの子だと2,980円/月です。
国語と算数はもちろん、英語も標準でついています。
また、後述しますが漢検や英検の対策、プログラミングも標準装備!
これはコスパがいいと感じています。
上の子が小1の頃はKUMONに通っていました。
で、30分前後の授業が週2回で月7,000円(算数のみ)でした。
スマイルゼミは全ての教科が入っています。
*税抜。2020年5月時点。KUMONは筆者居住地域の値段。
・KUMON:7,000円/1教科/月
・スマイルゼミ:2,980円~/算国英+α/月
(英語は標準でついていますが、さらに上の「英語プレミア」つけると3,660円/月)
詳しくは公式HPで会費シミュレーションが出来ます。

ただし、入会時に専用タブレット端末を購入する必要があります。
費用は12ヶ月利用を条件に9,980円となっています。
*スマイルゼミを退会したあとはAndroidタブレットとして利用可能です。このあたりの詳細は公式HPで確認してみてください。
専用タブレットを使用
スマイルゼミは専用のタブレットを使用します。
自分のパソコンやスマホ、タブレットで勉強できるスタディサプリとは違います。
↑ひらがなの書き取り練習中です↑
タブレットにはタッチペンが付属されており、文字を書くのはこれを使用します。
タッチペンなのでえんぴつとは感触が当然違います。
最初は少し「ツルツルすべる感じ」があるかも知れませんが、慣れると思います。
少なくともウチの子が不満を口にしたことはありません。
音声とアニメーションの動きでお手本が示されるので書き順や注意点が分かります。
トメ、ハネもきちんと「ピンっ!」とか「ピタっ!」とかきちんと音声ガイドが入ります。
また「飛び出ないよ」とかのアドバイスも言ってくれます。
非常に丁寧、親切に作られていると思います。
↑説明を聞いたらお手本をなぞります↑
タッチペンでなぞり書きして練習します。
書いた字は自動で○×の判定をしてくれます。
↑花マルがもらえました!↑
識字率にも特に不満はありません。
マズマズ書けていれば○がもらえるし、デタラメに書けば×になります。
ご家庭によっては「勉強は紙じゃないと」と思われるかもしれません。
個人的にはICT教育には抵抗がないのでスマイルゼミにしたのですが、もしも「えんぴつを使った勉強も必要だ」と思うことがあれば市販のワークで対応しようかと。
まあ、その前に学校で書き取り練習があるのであまり心配していませんが。
私立の中学や高校の見学に行けば分かると思いますが、生徒一人にタブレット一台は当たり前の時代です。
授業中に先生が出した問題の答えを生徒はタブレットに入力します。
そうすると先生は全生徒の解答が手元でリアルタイムに見ることができます。
正答率の低い問題は何か、どういう誤答が多いのかも一目瞭然です。
常に生徒の出来を確認しながら先生は授業を進めることができるのです。
で、この流れは今後必ず公立の学校にも来ます。
(コロナの影響ですぐに来るかも)
なので頑固に「タブレットはダメ!」とか言ってもしょうがないかなと思います。
またタブレットのメリットはプリントや問題集の管理が要らない点にあります。
教科書も問題集もコレ1台です。漢検や英検の対策本やパズル問題集を買う必要がありません。
後述しますが歴史マンガ「日本の歴史」も入っています。
個人的には便利だなという印象です。
【タブレット、タッチペンについて】
- タッチペンはすべる感じがあり慣れが必要な場合も
- 説明や導入、解説は音声とアニメーションで分かりやすい
- 文字認識も特に不満はない
- テキスト、問題集もコレ1台で済む
ジャストシステムが開発
スマイルゼミは「ジャストシステム」という会社が作っています。
なのですが、世のお父さんお母さんは
「ジャストシステム」
ってご存じなんだろうか・・・。
【ジャストシステムとは・・・】
- 全国の公立小学校の約8割で活用されている小学生向け学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル」を開発
- 学年に応じて習った漢字のみを変換してくれる「ATOK」スマイルを開発
- 当サイトのプリントの9割は「ジャストシステム」のソフトで作成
自分は教材を作成する際にMicrosoftのワードやエクセルを極力使わないようにしています。
当サイトの国語系のプリントは実は結構手が込んだ作りになっています。
他の塾講師からは「そこまでこだわって作らなくてもいいんじゃないか」みたいなことを言われます。
詳しく述べるとマニアックな話になるので省きますが、ジャストシステム社のソフトのほうが質の高い教材作成が可能なんです。
で、そういうのをスマイルゼミのプログラムの端々に感じることができます。
塾屋から見ても、
「こだわって作ればこうなるよね」っていうつくりになってます。
例えばコレ↓
一見、普通の読解文に見えます。
しかし、実際は朗読音声も流れています。
目で追い、耳で聞くといのは国語の基本であり、言語活動の中心となるものです。
また、20年前自分が塾講師を始めた頃と比べると「文章が読めない子」「文章を読まない子」が増えてきていると感じていますが、朗読のサポートがあることで抵抗なく子どもも一緒に文章を読むようになるかと思います。
次はコレ↓
ちょっと見えにくいと思いますが、格助詞の問題です。
もちろん学校でも「てにをは」はやるんだけど、問題集で小1からきちんと作ってるやつって結構少ないんですよね。
塾用テキストでも極端に問題数が少なかったりしています。
(ちなみに「て」と「は」は格助詞ではないです)
みんな国文法を軽視しがちなんだけど、本当はめちゃくちゃ大事だったりします。
ざっくり言えば文法力と学力全般は関係が深い、と個人的には思ってます。
こういうところは手を抜いちゃダメなポイントです。
「しっかりと作っているなあ」という印象です。
もうひとつ↓
青マルで囲んだところでイントネーションを判定
判定結果は一番下の白い四角で囲ったところに出ます。
ネイティブのお手本の後に続いて「apple」を発音するのですが、子どもの声を認識して上手く発音できたかどうか判定してくれます。
きちんと聞かないと正しい発音、イントネーションにならず○がもらえません。
なので、英語を聞き取る力と正しい発音が身につくかと。
そりゃあ、本当に英会話が出来るようになりたければ留学でもしたほうがいいとは思います。
自分が言いたいのは、
「タブレットでできる最大限の学習は何か」
というのを非常によく考えているな、頑張って作っているなということです。
ジャストシステム開発なので・・・
- 子どもが自学自習できるように工夫して作られている
- タブレットで出来ることを最大限活かして作られている
ジャストシステムのスマイルゼミは賞も受賞しています。
- イードアワード 通信教育 「小学生タブレット」顧客満足度 No.1 /2017,2018 2年連続受賞
- イードアワード こども英語教材 「小学生」顧客満足度 No.1 /2018,2019 2年連続受賞
漢検対策とプログラミングが◎
当然、国語や算数、英語のプログラムもよく作られていると思います。
ただ、保護者目線で見ると以下のものが非常に有り難かったりします。
【あって良かったなと思ったもの】
- 漢字検定対策
- プログラミング
- 歴史マンガ
まずは漢検から。
↑10級の類義語と対義語↑
↑書き順問題も当然ある↑
↑5級の問題一覧です↑
四字熟語や画数など必要なものは全てある
漢検の対策本は必要ないと思いますが、前にも述べたように先取り学習は出来ないので上の学年の級を受ける場合は注意が必要です。
(公式HPより。2019年度データ)
つぎはプログラミングです。
プログラミング的思考力が身につきます。
「動画やZOOMで塾の良さが半減している」で書きましたが、上の子には「賢くなるパズル」と「天才脳ドリル」をかなり買いました。
でも、スマイルゼミをやっている下の子には標準でついているので今のところ買っていません。
個人的には、この手のパズルや立体を扱ったものはとても重要だと考えています。
学力は単純にIQの高さで決まるものではありません。EQもかなり大事だと考えています。(詳しくは別記事で)
・試行力 ・粘り強さ
・問題対処能力
・想像力 ・創造力 など
写真はサイコロを目的地まで回転させるものですが、このようなプログラムに取り組むことで空間認識力や論理的思考力なども身につくと思います。
ピタゴラスイッチ的なプログラムもあって大人がやってもかなり面白いと思いますよ。
歴史マンガです。
↑小1にも歴史マンガがセットで入っています↑
歴史マンガも本屋で全巻揃えたら10,000円を超えます。
それがスマイルゼミには標準で入っています。
塾講師の考えるスマイルゼミの欠点とは
次にスマイルゼミの欠点、弱点についても触れておきます。
私が実際に子どもにやらせてみて思ったこと、考えたことは以下の点です。
1.紙ではない
2.塾のような強制力に欠ける
3.文量が少ない気がする
4.ゲームにはまる?
1.紙ではない点
スマイルゼミはタブレット&タッチペンで学習するスタイルです。
いわゆるテキストも問題も全てタブレットで完結しており、実際の紙を使った学習ではありません。
タッチペンの使用感については上でも述べました。
「よく出来ているな」と思うものの、そこはやはり「鉛筆と似て非なるモノ」的な部分はあります。
特にウチの子は新小1なので、別途ドリルを購入して(あまりに小学校からの宿題、課題が少ないので)運筆練習も含めて”鉛筆に慣れる”ことをしています。
この辺は学年が鉛筆の使用に慣れている学年が上の子には心配無用かも知れません。
しかし、低学年のうちは実際にやってみて必要性を感じたら市販のドリルなども併用していくほうが安心かもしれません。
2.塾のような強制力には欠ける
塾に通う最大のメリットは「勉強する環境が手に入る」ことです。
授業はしっかり聞かないとダメです。
宿題もやらなければ注意を受けます。
学習内容の定着が不十分であれば課題が出たり、補講が組まれることもあります。
自習室に入れば、テレビやマンガもないしゲームも出来ません。厳しい塾であればスマホの使用にも制限がかかります。
要は塾に行けば「勉強せざるをえない」状況になるわけです。
一方、スマイルゼミの場合はそれらがありません。
スマイルゼミは子どもがその日何をどれくらいの時間勉強したかが保護者にわかるようになっています。
↓学習内容が確認出来ます
↑保護者は学習内容をスマホでも確認できる
やっていなければ親も当然注意をするハズですが、その効き目がどれくらいあるか・・・。
(ちなみに、子どもが”親の言うことは聞かないが塾の先生の言うことは聞く”というのは塾あるあるのひとつ)
ただ、休校措置でヒマなウチの子の場合は「朝ご飯を食べたら勉強!」というのが習慣化しているので特に問題がなかったりもします。
親がうるさく「スマイルゼミをやりなさい」なんて言わなくても、その日にやる学校の課題が終われば勝手にスマイルゼミを始めます。
なので、子どもの性格等を考えた上でご家庭で「勉強の習慣化と習慣にするための仕組み化」が上手く作れるかがカギになります。
↓保護者のスマホとLINE風の会話ができる
↑これらのツールを使って上手く子どもの学習を管理、コントロールしたい
3.分量が少ない
基本的にスマイルゼミの目安となる勉強時間は毎日20分程度です(これが月に20回ほど配信されます)。
また、前述のように次年度の予習ができません。
(復習も入会した時点のものからしかできません。仮に小4の10月で入会すると、小4の9月以前のものはできないです)
すぐに終わってしまうので「苦手分野の復習「出来なかった問題に再挑戦」とかをしないと勉強時間をたくさん確保することは難しいかなと。
なので標準でついている「漢字検定対策」に取り組んだり、「歴史マンガ」を読んだりして上手く活用しないと損になると思います。
説明や導入はアニメーションと音声で非常にわかりやすので、新単元であってもそこまで親が説明しなくても子どもは理解できると思います。
上手い使い方としては「スマイルゼミで新単元の説明を聞いて理解、例題を解く→さらに市販のワークで演習」がオススメです。
4.ゲームにはまる?
スマイルゼミは勉強をするとスターがもらえます。
で、スターが貯まるとゲームが出来るようになります。
ウチの子にスマイルゼミを選んだのは実は「ゲームもできる」部分だったりすのですが、この「ゲームもできる」というのが必ずしもプラス要素になっていないご家庭もあるようで・・・。
多いのは「ゲームの時間が長い」というもの。
詳しいことは「学力の経済学」という本でご確認いただきたいのですが、「1日1時間程度であればテレビやゲームで息抜きしてもOK!」というデータがあります。
また、「ゲームの時間を減らしても勉強時間は増えない」ともあります。
自分は20年も塾業界にいるんで、かなりの数の生徒をトップ校に合格させてきました。
当然、公立高校→現役で東大、早稲田、慶應などに受かる卒業生も毎年いるわけです(地域的に関西の大学は受けない)。
で、皮膚感覚としても「ゲームが悪」みたいな感じは受けないです。学業優秀な子も小学生、中学生くらいまではゲームをけっこうやっていたなと。
結局、メリハリなんだと思います。
「勉強をしてスターを集めるとゲームができる」というご褒美作戦を上手く活用するようにしてみましょう。
心配なようならゲームには制限時間を設定できるようになっています。
\ゲームアプリの画面/
↑黄色の枠で囲ったところがゲームができる時間↑
あっ、ちなみにスマホやタブレットでゲームやLINE、Twitterばかりしている親が「勉強しなさい」と言っても説得力ゼロです。
子どもに勉強して欲しければ、まずは親が自身が勉強しているところを見せるのが一番効果がありますよ。
- 紙ではないので低学年のうちは市販のドリルがあったほうが安心
- 1日の勉強時間は多くないので付属のプログラムを活用したり、必要であれば問題集を別途用意したほうがいいかも
- 付属のゲームはご褒美作戦として使えるが、メリハリは必ずつけたい。心配なら時間制限の設定を。
塾講師がスマイルゼミを選んだ理由
なぜウチの子にスマイルゼミを選んだのかのお話をします。
それはウチの子が「ゲーム大好き」「スマホ大好き」だからです。
保育園の頃は家に帰るなりすぐにSwitchの電源を入れマリオパーティばかりやってました。
スマホも好きでYoutubeもよく見ます。
で、「勉強したくない」「小学校行きたくない」と。
なのでタブレット&ゲーム付きというのが「勉強勉強していない」のでいいかと。
よく言われるように「やる気があるから勉強する」ではないです。「勉強するからやる気が出る」なんです。
筆箱を取り出し問題集を広げ勉強を始める・・・よりかは勉強に取りかかるまでの精神的な障壁は少ないかなあと思ったんです。
目論見は当たり、「スマイルゼミで勉強」については抵抗感はない様子です。
ただし、スターを集めてもあまりゲームアプリを利用しないのは予想外でしたが・・・。
もうひとつは私自身が「タブレットで勉強」というのに抵抗がないことです。
前述しましたが、立場的に多くの私立学校を訪れる機会があります。
特に理系の寄った私学の授業は公立校のそれとは全然違います。
で、タブレット端末を使った授業というのはやはり便利で魅力的にも映ります。
そして国が「生徒ひとりにタブレット1台を」と言っているように公教育の場でも必ずタブレットが使われるようになります。
(コロナ禍以前から言われている)
じゃあそこまでタブレット学習を毛嫌いする理由もないかなと考えています。
さらにコロナ禍の影響で、多くの塾が映像やZOOM授業に切り替え、以前のように「塾に行けば勉強をする環境が手に入る」という塾が持っていた強みが急速に失われるだろうという予想もありました。(スマイルゼミを申し込んだのは年明け早々です)
まとめ
話が取っ散らかったのでそろそろまとめます。
たとえばKUMONで2教科やれば14,000円/月かかります。
そう考えるとスマイルゼミのほうが家計にはやさしいです。
ウチの場合だと月3,000円くらいなので1日100円ほどの使用料で済みます。英語プレミアを付けても1日120円くらいでしょうか。
(あくまでウチの場合。学年により料金が変わるので公式HPのシミュレーションでご確認ください。)
また漢字検定や英語、プログラミングも標準でついているのでコスパに優れています。
確かに「言われないと勉強しない子」の場合では塾のほうがいい場合もあります。
ところがコロナの影響で各塾は映像授業、ZOOM授業に切り替わっています。
こうなってくるとオンライン学習では先行していたスタディサプリやスマイルゼミのほうが一日の長があると思います。
そうなるとやはり塾の良さは半減、余計に塾代の高さが気になってくるでしょう。
(このあたりのことは「動画やZOOMで塾の良さが半減している」を参考にしてみてください。
基本的には勉強は自分でやらないと身につきません。
もしもスマイルゼミを始めとした通信講座で「自学自習」の姿勢が身につけば、子どもにとって大きな財産になります。
そういう意味で、いきなり塾に入るのではなくまずは通信講座から始めてみる、というのも一つの選択肢としては十分アリかなと思います。
ここまで読んでいただき有難うございました。
お子さんにとっていい勉強法が見つかることを願っております。
- KUMONや塾と比べるとコスパが非常に良い
- 「勉強させる」という意味では塾のほうがよい場合もある
- 上手く活用して自学自習の習慣や姿勢が身につけば大きな財産になる