年少さん受講者レビュー
現在4歳・年少です。
幼児教育は何から始めればよいのかわからず、年間を通じてカリキュラムが体系だっていたZ会の年少コースを受講しています。
地方は幼児教育の教室も少なく、また他にも習い事をしている都合もあり、時間の制約がない通信教育を選びました。
Z会のメリット
毎月同封されている保護者向けの情報誌が、とても参考になります。
Z会は「あと伸び力を身につける」と掲げていますが、そのコンセプト通りだと思って毎号楽しみに読んでいます。
暗記や教科の学習を重視するのではなく、子どもの好奇心を育てる関わり方やこれからを生きる子どもたちにこそ大切な子育てのポイントが分かりやすく書かれているからです。
いくつも実践し、子どもと盛り上がったり、良い効果を実感したこともあります。
子ども本人向けの学習ワークも、親しみやすい内容で子供のやる気を引き出してくれるようです。
1回あたりのボリュームは少な目、無理なく完遂できます。子どもが物足りなさを感じるときは数日分を一気に取り組んでしまうこともありますが、それはそれで子どもがやる気になっている証拠だと思って見守っています。
取り組み方を子ども本人に合わせてカスタマイズできるのも、通信教育の良さだと思います。
Z会のデメリット
年少コースは添削課題や提出物がありません。
年中コースからはあるようですが、毎月送られてくる教材に家庭で取り組み続けるだけの1年になるので、張り合いがない・目標がないと感じるときもありました。
忙しかったり、気持ちがなえたりしたときは1か月教材の封を開けなくなってしまったときもありました。
自分たちでペースや目的を作り、自主的に取り組み続ける力が必要です。
検討中の方へ
英才教育でなくていい。でもしっかりした教育の土台を作りたい。生活習慣のしつけよりも、学習に重きを置きたい。そんなご家庭にぴったりです。
通信教育なので時間の融通が利きます。私自身も働いていますが、長時間子どもにつきっきりになる必要はないので、仕事をしている方でも両立できます。
また子どもに「考える力・生きる力」を身に着けてほしいという方にもおすすめします。教育コラムはとても参考になりますよ。
Z会-年中さん受講者レビュー
娘は保育園の年中クラス(4歳児クラス)に進級した頃から、おもちゃだけではなく知育分野にもどんどん興味を持ち始めました。
親の指導だけではせっかく芽生えた知的好奇心を存分に引き出すことに限界があると感じたため、
・子供が飽きずに続けられる
・興味の幅を広げてくれそう
・付録が少なくてシンプル
これらの条件を満たしてくれそうな通信学習講座を探し始めました。
複数社の教材サンプルを試した上で、我が家ではZ会幼児コース(年中)の受講を決めました。
Z会幼児コース(年中)のテキストは2冊。頭と身体のバランスのとれた学習ができるのが特徴
Z会幼児コース(年中)では「ワーク学習用」「体験学習用」の2種類のテキストで学べます。
タイプの違う2冊のテキストが頭と身体の成長を双方からサポートしてくれて、満遍なく学べるように工夫されています。
かんがえるちからワーク(ワーク学習用)
大学受験に強いことで有名なZ会ですから、テキストは難しいんじゃないの・・・?と不安に思う人もいるかもしれません。
しかし実は、Z会幼児コース(年中)のテキストは他社の同学年向けテキストに比べてあえて難易度低めに設定されているのです。
なぜなら、最初から高レベルの問題をつきつけて勉強に対して苦手意識を持ってしまうと今後小学生、中学生と進級しても苦手意識がつきまとってしまうからです。
Z会幼児コースでは解きやすい問題から学習デビューをし、まずは「勉強って楽しい!」と思ってくれるようになることを目的としています。
それにより「もっと解きたい!」という気持ちが芽生え、結果的にZ会が考える「あと伸び力」に繋がっていくのです。
ですので、Z会ではノルマを設けていません。
平日に一日〇ページと決めて取り組むのも良いですが、子供が「もっとやりたい!」と楽しんでいるのなら一気に進めてしまってもOKなのだそうです!
ぺあぜっと(体験学習用)
ワーク学習用ののかんがえるちからワークに対して、主に身体を使って学ぶ体験学習型テキストなのが、ペアゼットです。
週末は家族で一緒にペアゼット片手に外へ出てみたり、実験してみたり、料理を作ってみたりと、五感をフルに使った体験型学習で子供の好奇心を育てていきましょう!
かんがえるちからワークと内容が連動している部分もあるので、ワーク学習で学んだことを今度は体感的にも学べ、右脳も左脳も両方刺激してくれるように工夫されています。
Z会幼児コース(年中)を受講して感じたデメリット・注意点
Z会幼児コース(年中)を実際に受講してみて、気になるデメリット・注意点とも言える部分がありました。
シールがテキストごとに分かれていない
かんがえるちからワーク・ぺあぜっと共にシールを使用するページがありますが、シールが両方一緒のシートになっているためなくしてしまわないか心配になります。
いままでなくしたことはありませんので大丈夫かとは思いますが、それぞれのテキストに必要なシールをつけておいてくださるともっと使いやすいかなと感じました。
先生に提出する課題はテキストとは別物なので子供のテンションがあがらないことがある
Z会幼児コース(年中)では上記テキストの他に、郵送して先生に添削してもらえる「ぺあぜっとしーと」という課題があります。
子供は毎月のテーマに合った絵を描き、保護者が補足説明するような形でコメントを記入して提出します。
わが子の場合は頑張って解いたテキストの方を見てほしいという気持ちがあるようで、ペアゼットシートを描く時にはあまりテンションがあがらないのが少々残念です。
しかし先生から添削されてくるとやはり嬉しいようで、一生懸命先生からのお返事を声に出して読んでいますし、添削シールを集めるのも楽しいようです!
Z会幼児コース(年中)の受講者レビューまとめ
Z会幼児コース(年中)を実際に約1年間受講してみた我が家が感じた、注意点を含めた本音レビューをさせていただきました。
Z会幼児コース(年中)は、ワーク学習・体験型学習の両側からバランスのとれた学習ができるのが大きな特徴です。
最初は易しい問題から始めることで、子供が解くことを楽しみ「もっとやりたい!」という知的好奇心が育まれます。
それがZ会の唱える「あと伸び力」につながり、将来勉強が好きな子供に育つというわけですね。
付録が少なく、勉強に集中しやすいのもメリットだと思いました!
もしこれからお子様の通信教育を考えているのであれば、是非一度サンプル教材をお試しの上、検討してみてくださいね。