「EQ=心の知能指数」も大切なんです

はじめに

毎年のことですが、「あの子はやればできるのになあ」と思わせる子がけっこういます

暗記力、理解力、応用力もあるのに、努力ができないタイプです。

特に男子に多いのですが、見ていて「もったいないなあ」と思わずにはいられません。

一方では、「力はそこまであるわけではないが、成績は非常によい子」も同じくらいの割合でいます

勉強ができる感じはあまりないですが、努力できるタイプの子です。割合としては女子に多いです。

真面目なコツコツタイプで、学校の先生からも人物面で評価されることが多いです。

もちろん知能(IQ)が学力と関係していることは間違いないと思います。

でも、学力を決定するのはIQだけではないということです。

で、IQと同じくらい学力に影響する能力が、EQと呼ばれる心の知能指数なのです。

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EQ=心の知能指数とは

IQ(知能指数)はテストで測定して数値化できます。

EQ(心の知能指数)は、測定できない内面の力のことです。

EQは数値化できないので非認知能力とも呼ばれます。

簡単に言えば、性格的なものと言えばよいでしょうか。

【EQ=心の知能指数】
忍耐力 耐久力 集中力
共感力 協調性
やる気 自信 計画性
感情のコントロール力 など

現代ビジネスにおいて、若手社員の扱いの難しさや離職率が問題になっています。

それらはEQに根本的な原因があるとされています。

上司がアドバイスしても「叱られた」と勘違いをし、人付き合いが苦手で職場に馴染めず「ここは自分の居場所ではない」と考え、ちょっと嫌なことがあれば、すぐに辞める。

いくらIQが高くても、それを活かせるEQがなければ、本人が成長しません。

勉強も同じです。

どの子もできれば勉強はしたくありません。

子どもたちは遊びたいし、スマホをいじってたほうが楽しいんです。

それでも心を上手くコントロールして、前向きに勉強に取り組める子はやっぱり伸びます

IQが高いだけではダメです。

学力はIQEQのバランスによって決まるんです。

勉強はその子の精神的な成熟度が、成績に大きく影響します。

スポーツや芸術と違って、比較的努力が報われやすいのが勉強です。

「うさぎとかめ」ではありませんが、勉強(受験)であればカメが勝つこともけっこうあります。

保護者はIQとか賢さをとても気にしますが、EQを伸ばしてあげることはとても重要です。

頭と心のバランスが、学習面での成長に大きく影響するのです。

EQ、ここは伸ばしたい

学力、勉強といった側面からぜひ伸ばしたい項目をあげます。

大人が見れば「この力があったら勉強もできるようになるよね」と分かってもらえるものばかりです。

忍耐力
・面倒で嫌なことでも、前を向いて頑張れる

・挫折や失敗を成功への原動力にできる精神的なタフさ

やる気
・積極的に取り組む姿勢は大切

・自発的な学びは、効果が高く結果も出やすい

自信
・成功体験は自己肯定感につながる

・自信を持つと、さらに次のステップに進もうとする意欲が出る

計画性
・自分で成功への道筋を立てられる

・効果的で効率的な勉強を自分で組み立てられる

感情のコントロール力
・学びことへのウキウキ、ワクワクを自分で高められる

・イヤイヤ、ウンザリとも折り合いをつけて上手く付き合える

面談などで保護者と話をしていても、成績が伸び悩んでいる生徒のほとんどがEQに問題があります。

逆に言えば、成績優秀な子や伸びる子はEQが高いです。

私は、家庭学習用のドリルとして「賢くなるパズル」をオススメしています。

それは頭が良くなることもそうですが、これらのEQを伸ばすことができるからです。

集中力や粘り強さ、成功体験の積み重ねができるような遊びや学習はかなりオススメです。

まとめ

IQは遺伝的な要素が強く、先天的にある程度決まっています。

でも、EQに関しては生後の子どもへの接し方や教育で伸ばしていくことが可能です。

また、EQは単に勉強面で重要だというだけではありません。

「EQが高い方が、将来大人になったときの幸福感は高くなる」という報告があります。

子どもが将来社会に出たとき、生き生きと活躍できる。

そんな大人になれるよう、親としてEQを伸ばしてあげることも大切にしながら子どものことを考えたいですね。

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