3歳までにやっておきたい3つのこと~見守る/触れる/言葉かけ~

「三つ子の魂百まで」ってなんのこと?

最近「育脳」や「早期教育」といった言葉をよく耳にするようになりましたね。

これらが様々な研究によって裏付けされたもの、それは子どもの脳は三歳までにほぼ全てが形成される、ということです。

「三つ子の魂百まで」とは昔の人が作ったことわざで、人間は小さな頃(ここでいう三つ子は3歳)の経験次第で100歳までそれを基に生きることになる、というようなたとえです。

これはよくいったもので、まさにこれを証拠づけているのがユニセフが出している「世界子供白書」の冒頭になります。

簡単にいうと、3歳までに関わった人や経験などが、その後の子どもの学業、成績、ひいては性格にまで影響し続けるというものです。

生まれてから3歳までの3年間がどれほど大事なのかが、世界規模で証明されているということになりますね。

今回は、そんな大切な3年間でぜひ子どもたいの未来のためにやっておいてほしいことを、その理由とともにご紹介したいと思います。

「見守ること」は子どもを成長させること

もう長いこと保育業界に携わっている私ですが、主な担当はありがたいことに0歳~3歳でした。

そう、この乳児期は「脳の80%はこの時期に作られる」と名言されている3年間です。

わたしが保育人生で学んだこと、それはこの3年間でどれだけ愛情を注いであげれるかが、その後の子どもの成長に大きく関わってくるということです。

この愛情の注ぎ方ですが、ただただ子どもを甘やかして好きにさせてあげたり、ベタベタとスキンシップを取り続けることだけが愛情ではないので注意しなくていけません。

愛情を注ぐ=見守ること、です。

見守るためには、丁寧に子どもたちの言動に気を配ることが必要になります。

見守ることが出来ずに必要以上に手をかけてしまうことは、子ども自身の成長を妨げてしまうことになりかねませんし、ひいては過保護になってしまいます。

しかし逆に放任してしまえば、命の危険や周りへの配慮が欠けてしまい、結果的に子どもが生活するのに困ることが増えていくことでしょう。

適度にその子に合った手助けをしてあげること、それが乳幼児を見守るという言葉の示す意味です。

いま、子どもにとって何をしてあげるのがベストなのか、それを日々常に観察する中で見つけていきましょう。

そうすることによって、子どもたちは成長の機会を自分自身でキャッチして、より良く育つきっかけになっていくことと思います。

「触れること」は愛情を伝えること

まだ言葉の意味を理解することの出来ない0歳の赤ちゃんにとって、触れてあげることは何よりも大切なリレーションシップ(人間関係)です。

また、簡単な言葉を扱い始めた1歳児、おしゃべりが始まる2歳児もにとっても、パパママやご家族に「愛情をもって触れてもらう」ことは何よりも嬉しいことです。

頭を撫でてもらう、手をつないでもらう、抱っこもおんぶも、なんなら指と指を合わせるような手遊びでさえ、人肌というものは、相手を安心させる大きな材料となります。

特に子どもたちにとっては、それは愛情であり、信頼の証であり、時には許しにもなるものです。

だからこそ、小さいうちにはほっぺ、手、体とたくさん触ってあげてください。

普段、忙しくてどうやって子どもと触れ合って良いのか分からないパパさんたちには、子どもに触れるきっかけとして、手遊びでおすすめのものもあります。

「ここは とうちゃん にんどころ」

Youtube参考動画:ここは とうちゃん にんどころ

これは、優しく赤ちゃんの体を刺激してあげることで、赤ちゃんが自分の体の部位を自分のもだと認識出来る素敵な手遊びのひとつです。

また2歳児くらいになっても、「とうちゃん」のところを「お友達の名前」にしてあげることで子ども同士のコミュニケーションにも役立ち、面白い手遊びになるのでおすすめです。

ここまでふれあいの大切さについて書きましたが、もしかすると、中には触れられることを好まないお子さんもいるかもしれません。

そんなときは無理やり触れようとはせず、気長に信頼関係を築きながら待ってあげてくださいね。

じっくり観察していけば、きっと「触れること」が必要な場面が出てきます。

そのときを逃さずに、しっかり愛情を伝えてあげましょう。

「言葉かけ」は子どもの世界を広げること

0歳0か月で生まれてから、子どもたちはたくさんの言葉のシャワーを浴び続けることになります。

保育の現場でも「言葉かけ」はとても重要視されるファクターのひとつです。

その年齢に応じた言葉かけを適切に行うことで、子どもたちの世界はぐっと広がりを見せます。

ヘレンケラーが「水」という言葉を覚えたときが良いケースかもしれません。

水を手に感じながら、これが「水である」ということをサリバン先生は一生懸命ヘレンに教えました。

何かを経験したときこそが、まさに子どもたちの世界やボキャブラリーを増やすチャンスなのです。

3歳までの子どもたちは、大人にとっての当たり前と初めて向かい合うことばかりです。

その時々に適した言葉かけをしてあげられれば、その一言は言葉以上の意味合いを子どもに伝えられます。

子どもたちが生まれてから言葉に触れ続ける中で、わたしが最も大切にしていることは「正しい言葉」を子どもたちに伝えることです。

流行り言葉や、赤ちゃん言葉はこれから成長していくうえで、廃れて使わなくなったり、わんわん→犬、と正しい言葉に覚え直さなくてはならなかったりと、あまり良い影響は考えられません。

その為、なかなか覚えられなくても、呂律がまだ回らなくても、赤ちゃんの頃から正しい言葉でたくさん語り掛けてあげることの大切さを実感しています。

「まだ赤ちゃんだから」「大人の言葉なんてわからないでしょ」保護者の方からはそんな声をよく聞きますが、わざわざ難しい言葉を使って話かけることをお勧めしているわけではありません。

子どもたちは教えなくても使ってみて面白いと思った言葉(やだー、ばーか等)は覚えていきます。

だからこそ「正しい言葉」や「前向きな言葉」を子どもに分かりやすく使うこと、それが3歳までに大切な「言葉かけ」です。

desafiante
そういえば、東大に行った教え子の保護者の方も「赤ちゃん言葉は一切使わなかった」とおっしゃってましたねえ。

まとめ

子どもにとっても、親御さんにとっても長い人生の中のたったの3年、されどこの3年間がどれほど重要であるかお分かりいただけたでしょうか。

この大事な時期をどう過ごすかで、子どもたちのこれからの人生が変わっていきます。

ぜひ、この3つのことを実践して、素敵な子育てライフを送ってもらえれば嬉しいです。

  1. 見守ることが成長につながる
  2. 触れることで愛情は伝わる
  3. 言葉かけが大事

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desafiante
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