とっても大切な国語の話

一般的に「言語の敏感期は3歳」と言われます。

この時期は言葉に興味を持ち、言葉をたくさん覚える時期です。

今回は「とっても大切な国語の話」をさせていただきますが、言語の学習は早い時期から意識的にやっておくことをオススメします。

この記事を読んで

「国語は大事だな」

と少しでも感じていただけたら、ご家庭での取り組みの中に「ことば」や「国語」の学習を取り入れましょう。

早いほうがいいのは確かですが、小学校高学年までであれば伸びる可能性は十分にあります。

きっとお子さんの学習や大人になってからの生活に活きてきます。

desafiante
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

よく聞く話

塾で働いていてよく耳にするのが

「英語や算数が大事」

という保護者の声です。

ということで、どうしても英語や算数と比べる国語の受講率は低くなるのですが、実は国語こそが大事だったりします。

ここで2つの傾向を示しておきます。

  1. 成績上位の子ほど小学生のころから国語を受講している
  2. 国語受講者の入試全体の平均得点は非受講者のそれと比べると高い

まず1.に関しては意識の高い家庭ほど小学生のときから継続して国語を受講させている傾向があります。特に「小学生のときから」というのはとっても大事なポイントです。

もちろん「国語を受講しているから上位の成績が取れる」といった単純な因果関係があるわけではないのですが、ある程度の相関関係は間違いなくあると思われます。詳しくは後述します。

また2.に関しては塾で働いているデータを分析すると「国語をある一定期間以上受講している生徒は、非受講者と比べて全体の成績はよい」という傾向がはっきりと出ます。これも詳しくは後述します。

大切なのは「国語を頑張るとけっこう成績全体にプラスをもたらす」ということです。

Q.なぜ国語は重要なのか?

なぜ国語が重要なのか、その理由を挙げます。

「コミュニケーションを取るのに必要だから」
「ライティングスキルの向上」
「プレゼン能力UP」

といった生活やビジネスなどの側面からも国語の重要性を語ることはできます。

しかし挙げたらキリがないですし、こういうサイトなので今回は「子どもの学力・成績・入試」という観点から国語が重要な理由を3点に絞ります。

国語が重要である3つの理由

  • 理解や思考は言葉で行う
  • 入試問題の分量は増加傾向
  • 適性検査型入試の広まり

では、以下でそれぞれ詳しくお話をします。

A1.理解や思考は言葉で行う

人間はあらゆる物事を言葉で認識、理解、思考します。

ちょっと乱暴な言い方ですが、知的活動の中心にあるのが言葉ということです。

よく「語彙力を増やしましょう」と言われますが、それは言葉が豊かになれば深い理解と豊かな思考が可能になるからです。

たとえば、教科書を読んだときに国語力がない子が5くらいしか理解できなくても、国語力のある子は7や8くらい理解できるということです。

また、考えることも言葉を使うので国語力のある子はより考えることができます。

当然ですが、これは国語という教科だけの話ではありません。

算数(数学)や社会、理科や英語もそうです。

だから「国語は全ての教科の土台」と言われるわけです。

高校受験では、

「受験生の2割は問題文の主語と述語がつかめていない」

「受験生の6割は問題文の内容を理解していない」

と言われます。

冒頭で述べた「国語受講者の成績はいい」という理由もどうやらこのあたりにありそうです。

国語ができると深い理解と豊かな思考ができる

全体的な成績がよくなる

A2.入試問題の分量は増加傾向

「分量」と書きましたが正しくは「文量」といったほうがいいかも知れません。

とにかく、大学入試・高校入試・中学入試のどれも分量(文量)は増えるいっぽうです。

試験時間は昔と変わらないのですが、国数英社理の全教科でページ数が増えています。

つまり、これまでよりも「決められた時間内で大量の情報を速く正確につかみ、自分の頭(ことば)で整理して理解する力」が必要となっているということです。

高校入試においては国語などは20年前と比べると文章量が全然違います。
(20年前は全部で8ページ、現在は10~11ページほど)

また、社会などは問題文や資料が相当のボリュームなので、国語力に欠ける子からは「この問題文、何を言っていて何を聞いているのかがそもそも分からない」という声が毎年続出します。これでは正解が答えられるはずもありません。

A3.適性検査型入試の広まり

このサイトの色んな記事で言っていますが、適性検査型入試は今後確実に広まります。

昨日も私立中の先生が来て「今年から適性検査型入試を導入します」というお話をしていました。

「知ってるよ」という方も多いと思いますが、適性検査型入試の特徴を確認しておきましょう。

引用:Z会

引用:Z会

Z会の詳細へ

適性検査型問題の特徴

  • 分析力、思考力、表現力を重視
  • 作文がある

もちろん高得点を取るためには算数や社会、理科もしっかり勉強しておきべきですが、一見して国語が重要だと分かります。

この記事を読まれている読者のみなさんが受験生になる頃(10年とか15年先ですかね)の入試がどのようになっているか予想は難しいですが、現在は”適性検査型の入試が広がりつつある”ということは意識しておきましょう。

まとめ-本当に怖いのはコレ

別に、「国語だけ苦手」というのであればそこまで心配は要らないと思います。

それぞれに得意科目があれば苦手科目もありますから。

ただし、国語が苦手であることの本当の怖さは、

国語力の有無は他教科にも影響大

ということです。

「国語苦手だから社会ができない」

「国語が苦手だから英語もきちんと理解できない」

みたいな状態になってしまうことは最も避けなければいけません。

逆に言えば、国語力がある子は全体的に成績が可能性がけっこうあるということです。

 

また、詳しいことは省きましたが、国語力は社会に出てからも役立つものです。

ぜひ「ことば」「国語力」を意識した学習をこころがけてみてください。

繰り返しになりますが、言語の習得は小さいうちのほうが効果があります。

すぐに行動に移してみることをオススメします。

この記事が少しでもみなさんの参考なったなら幸いです。

国語はとっても大切。国語力を身につけるのなら早い時期から取り組みましょう!

ブンブンどりむ
4.5

  • 作文特化型通信教育
  • 「声に出して読みたい日本語」の齋藤孝先生監修
  • タブレット学習では養えない書く力を身につけます
  • 適性検査型入試が広まる中で記述力はさらに重要に
  • 国文法や語彙力もしっかりと身につきます
年齢/学年

小学1年生~6年生

受講料

4,950円/月~

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